35歳からの中二病エンジニア

社寺・鉄道・アニメを愛でるウェブ技術者の呟き

技術記事をQiitaから移動した

新年早々だけれども、Qiitaに投稿していた技術系の記事を全てこちらのブログに移動した。Qiitaに置いてある記事はまだ消していないけれども、こちらの記事がある程度検索に引っ掛かるようになったら消して、Qiitaのアカウントも削除しようと思っている。

なぜ脱Qiitaするのか

こちらのブログがあるのにわざわざ別のプラットフォームを使う意味を見出せなくなってきたというのが一番大きい。

一昔前のQiitaは「イケてる技術ブログプラットフォーム」として無二の存在感を放っていたので、強いエンジニアが集まっていたし、Qiitaの記事数とかContributionというのはエンジニアのプレゼンスを高めるだけの力を持っていたように思う。実際、ヘッドハンターからの決まり文句としての「○○を拝見しました」の中に、GitHubやFacebookと共に堂々の常連入りを果たしていた。また、エンジニア側もOrganizationで徒党を組んでContributionを競うようなことを結構やっていたりしたものだ。

ただ、今は既にそういった成長期を過ぎて安定期に入っているような気がする。ユーザーが増えたことで、記事の質は平均すると下がってきたし、それと共にQiitaに投稿しているというだけで評価されるということも無くなってきたように思う(これはむしろ健全なことだと思う)。個人のブログを持っていなければ、投稿する場としての価値はあっただろうけれども、それもはてなブログを始めたので無くなった。

あとはQiitaのSNSとしての価値だけれども、僕は元々リアルであれSNSであれ人と繋がるのがアレなので、あるとすれば「ストック」と「いいね」くらいだろうか。ただ、これも別にブラウザーのブックマークなりはてブなりで代替できるから、別に良いかなと思えてしまう。ホットな記事についても別に細かくは追っていないし、はてブのホットエントリーに大物は上がってくるので十分だと思っている。となると、別にQiitaにアカウントを持って記事を投稿する意味って無いな…という結論に達したのだった。僕の場合は。

一応時期的なものがあるので触れておく

blog.qiita.com

さくら批判記事の一件については、一人の投稿者として思う所はあるけれども、プラットフォームが巨大化する上で避けられない歪みなのかな…というのが正直な感想だったりする。それはTwitterであれYouTubeであれ、そもそもの上物であるインターネット自体であれ皆同じ道を辿っているとも思う。

キャズムを超えたサービスは、多種多様な人々が一気に入り込んできてカオスになる。それまでの優しい世界はもう戻ってこないこれども、かといってキャズムを超えられなかったサービスは朽ち果てるだけだ。なので、我々に残された選択は変化を受け入れるか、離れるかの二者択一となる。

その点について言えば、僕は最近だと何でも受け入れている気がするし、本件についてもそれで離れるという選択肢は浮かばなかった。単に、節目の時期で色々見直していた時に引っ掛かったというだけのことだった。

おわりに

というわけで、短い間でしたがQiitaにはお世話になりました。良いサービスだとは思っているので、更なる隆盛を願っています。

そして、今後については技術系の記事もこちらに書いていくのでよろしくお願いします。