35歳からの中二病エンジニア

社寺・鉄道・アニメを愛でるウェブ技術者の呟き

舌下免疫療法を始めて半年経った

花粉症根治を目指して舌下免疫療法を始めたのは以下の記事の通り。

aikawame.hateblo.jp

舌下免疫療法を始めたという記事はネット上でもよく見掛けるけれども、その後どうなったのか?ということについては探してもそんなに見付からないので、半年経ってどういう状況かを書き残しておこうと思う。

副作用はゼロ

僕はクラス4の重症患者ということもあって、副作用については口の中がイガイガするあのイヤ〜な感じになるのを覚悟していたのだけれども、シダキュアを服用開始して半年間、一度も自覚できる副作用は無かった。まぁこればっかりは個人差なので、副作用が出る人には出るのだろうけれども、僕の場合は副作用が辛くて途中で断念…みたいなことにはならなくて良かった。シダキュア自体、小さいマシュマロみたいな感覚なので全く服用するのに苦も無いし。従来の皮下注射で頑張っていた方々にはお疲れ様でしたと思わざるを得ない…。

ちょくちょく飲み忘れる

僕は根が忘れっぽい性格なので、シダキュアの服用はちょくちょく忘れる。半年間で10回ほどやらかしているので、20日に1回は忘れている計算になるのか…。年単位で治療していくことなので、たまに1日飲み忘れてもどうこうするものではないらしいけれども、忘れっぽい人はアラームなりリマインダーなりを活用しても良いかもしれない。僕自身はこの程度のやらかし率であればまぁ許容範囲内か、と思って特に対策はしていない。

転院した

これが一番大きなトピック。元の耳鼻咽喉科は以前から通っていて信頼できたし巷の評判も良かったので、特に迷うこと無く通うことにしたのだけれども、定期的に通うことで辛さを感じるようになってきた。

何が辛いって、毎度受付で待つのが辛い。その病院は整理券方式の予約システムはあったものの、時間が指定できない上に発券開始が病院の受付開始から30分後(勿論当日受付のみ)という仕組みもあって、平日の出勤前に通うには不便だった。これが不定期な通院であればまぁ良いかとなるのだけれども、毎月必ず通院するとなるとネックだ。というわけで近所でシダキュアの処方に対応していて、かつ予約可能な病院を探してみた。随分と贅沢な条件だなぁとは思いつつ…。

すると、灯台下暗しとは良く言ったもので、かかりつけの内科が普通にこの条件を満たしていた。しかも半年先の予約までネット上で可能。おまけに決済にクレジットカードが使えてシダキュアは院内処方。完璧すぎるではないか…。というわけで、迷わず転院することに。

舌下免疫療法は少なくとも3年という長期に亘る治療なので、通院のしやすさというのも結構重要になるということが肌で感じられた。これは最初の病院選びの時に意識した方が良いかもしれない。

おわりに

今年の6月から舌下免疫療法を始めて半年、まだ最初の花粉シーズンはこれからなので効果については全くの未知数ではあるけれども、普段の服用状況とか通院についての知見が貯まってきたので書き記してみた。次は花粉シーズンの終わる5月頃にでも、「舌下免疫療法を始めて1年経った」のタイトルで続編を書いていこうかと思う。