35歳からの中二病エンジニア

技術や時事ネタ、鉄道・社寺巡礼など趣味の話を綴ります。

加湿器を気化式からスチーム式に替えた

家電量販店で派遣販売員に声を掛けられるとついつい他社製品の仕様を訊いてしまいたくなるaikawameです。ごきげんよう

はじめに

僕は冬になると唇や手の甲が荒れて血まみれになる。そのため加湿器は必需品なのだけれども、今まで使っていたシャープの加湿空気清浄器は気化式で、タンクの水が切れると悪臭を放ったり、定期的にフィルターをクエン酸洗浄しないと加湿能力が落ちたりと、手の掛かる子だった。そのため、メンテナンスフリーと言われるスチーム式に切り替えることにした。

選んだ製品とその理由

今回購入したのは象印のスチーム式加湿器、EE-RM50だ。Amazon等で¥17,000程度で販売されている。

スチーム式はその名の通り、水を沸騰させた蒸気で加湿する、ある意味古典的な仕組みだ。水を一度沸騰させるので、他方式のような雑菌の繁殖とは無縁なのが一番の特徴だと思う。一方でその構造上、電気代の高さは大きなデメリットとなる。

僕の場合は、月々の電気代が数千円上がっても、面倒な手入れから解放されて、いつも清潔でうるおいのある環境が享受できるのであれば、それで良いと思っていた。なので、デメリットについては目を瞑ることにした。

製品の印象

とりあえず製品を取り出しての第一印象は…。

「だっっっさ…(´・ω・`)」

だった…。別に見た目には期待していなかったけれども、電気ポットとか炊飯器とか、その辺りの白物家電の派生デザインにしか見えない。少なくとも間接照明とかでシャレオツ目指してみました的な部屋にはとても置ける代物ではない、白物だけに。

ただ、悪い所ばかりでもない。買う前はそれ程とは思わなかったけれども、とても小さいのだ。

新旧製品を比較してみるとわかるが、スチーム式は言わば単なる湯沸かし器なので、ほぼタンクの容積しかない。それ程広くないマンションに住んでいるので、この省スペース性は助かる。

実際に使ってみて良かった所

加湿力

これはダントツだと思う。気化式では一番乾燥している真冬の時期では頑張っても40%程度までしか上がらなかったのが、余裕で50%を超えるようになった。むしろ標準運転では加湿されすぎて部屋がサウナみたいになるので、基本的にひかえめ運転で問題ないくらいだ。1LDKの16帖程度をこれだけ強力に加湿してくれるのは、流石蒸気の威力だと感心させられる。

あと、気化式とは加湿の質が違う気がする。気化式は部屋が少し寒くなる感じがするし、湿度が上がった感は余り無いのだけれども、スチーム式は数字以上にうるおった感があるし、蒸気なので部屋が少し暖かくなってくれる。基本的に加湿器を使うのは冬場だけなので、これは助かる。

清潔さ

これも素晴らしい。原理が電気ポットと一緒なので、雑菌の繁殖する余地が無い。超音波式や気化式はちょっと手入れをサボるとすぐに水がぬめってきて臭気を発するけれども、こちらは放置しても衛生面についてはほぼ問題無さそうだ。

手入れの楽さ

これはまだ手入れの時期になるまで時間があるが、基本的に月に一度クエン酸水を入れて煮沸すれば良さそうだ。気化式だとフィルターや水受けを水洗いしたり、埃を掃除機で吸い取ったりと、マメに手入れをしないといけないので、それよりはかなり楽になると思う。

良くなかった所

持続時間

これは加湿力とのトレードオフであって仕方ない所なのだが、真冬の乾燥した時期に標準運転した場合、6時間くらいでタンクが空になってしまう。ひかえめ運転ならば夜通しでもギリギリ保つが、寝る前に満タンにしておかないと若干心配になる。出来れば5リットルとかの更に大容量のモデルがあれば良かったと思う。

電気代

これは目を瞑った部分ではあるが、消費電力が気化式の10倍もある以上、電気代もその程度を覚悟しておく必要がありそうだ。おそらくは、スチーム式を選ぶ上で一番のハードルになるのはこの電気代なのではないかと思う。

まとめ

今回加湿器を気化式をスチーム式に替えてみたが、手が掛からずに高い加湿能力を享受できるという点では非常に良い買い物だったと思う。ただ、見た目や、給水してからの持続時間、そして何より電気代の高さというデメリットがあるため、決して万人向けとは言えない所はある。高い維持費を払ってでも清潔でうるおいのある環境を手に入れたければお薦めだが、マメな手入れが面倒でなければ気化式の方に分がある。スチーム式加湿器は怠け者、拘り者のための利器と言えそうだ。