シネマシティの音は通常上映でも凄いのか・復活のルルーシュ編
コードギアス 復活のルルーシュ、上映開始から2週間。いつも通りにバルト9で予約しようと思ったけれども、「違うな、間違っているぞ」という陛下の声が聞こえたので立川まで足を運んだ。南武線経由で。
日本一音にこだわる映画館へ
先日「激情のワルキューレ」の爆音上映祭を観てきたのは次の記事の通り。
立川シネマシティの爆音上映が有名になったことで、各所で「音」を重視した上映が増えたのは良いことだけれども、この時はどうにも消化不良感があったので、やはり本家へ…という思いが日に日に強くなっていた。
そんな最中の「復活のルルーシュ」である。往年のコードギアスファンとしては観に行かない理由が無い。極上音響上映ではない通常上映しかやっておらず、条件は全てクリアとは行かなかったけれども、KICリアルサウンドシステムで鳴ることに変わりは無いということで、決行である。
映画泥棒がやばい
さて、シネマ・ツーのa studioにて。
いきなりひっくり返った。冒頭の「ノーモア映画泥棒」の映像からして、音の透明感が全然違う。映画泥棒、こんなにええ音やったんかい!!と心の中で叫んでしまった。
続く宣伝映像もだが、若干小さめの音量で、良い感じのホームシアターのようなクリアで立体感のある音を奏でてくる。この時点で期待値が爆上げである。
冒頭ストリングスから圧倒
復活のルルーシュでは冒頭にストリングスが入るのだけれども、この音色の生々しいこと。普通の映画館では絶対に出ない、この音。人の声も、映画館特有の歪んでモコモコした感じではなく、そこそこ「人の声」として認識できるレベルのものが出ていた。
この辺り、爆音上映祭では体感できなかった部分なので、それだけでも立川まで来た甲斐があったと思える。
戦闘シーンは歪む
戦闘シーンに限ったことでは無いけれども、爆撃や銃撃戦とかの音量の大きな箇所ではどうしても音が歪む。まぁ通常時も普通の映画館と比べれば圧倒的にクリアなのであって、Hi-Fiオーディオと比べれば歪みはあるのだけれども。この辺り、極上音響上映ではどうなのだろうという興味はある。
どちらにせよ、宣伝映像の時は音量控えめなのだから、それと本編の間くらいの音量でやってくれないものか。音響機材のポテンシャルはあるのだから、適切な音量であればHi-Fiオーディオのような透明感と立体感を得られそうなものなのだが…。
通常の映画館や爆音上映祭と比べて
反逆のルルーシュは新宿バルト9で観ていたので、それと比べた感じはどうかと言えば、通常の映画館がモノラルのAMラジオ、爆音上映祭がステレオのAMラジオ、シネマシティの通常上映がステレオのFMラジオくらいの違いはある。
爆音上映祭は通常の映画館のようなモコモコした音ではあるものの、立体感が加わっていた。シネマシティの通常上映は、更に音の透明感が向上している。これにより、人の声や生楽器の音がある程度自然な音に近く再生されることで、映画への没入感が高まる。通常の映画館では静かなシーンでも集中しないと会話が聴き取りにくいことが多いけれども、シネマシティでは音の大きな箇所以外は概ね普通に聴き取れる。これは大きい。
これで極上音響上映が更に高みを魅せてくれるのかどうか、非常に気になる。
映画本編について
映画本編については、まだ上映期間中なのでネタバレは避けておきたい。ただ、ファンならば観ておいて損は無いと思う。テレビアニメ版のラストが綺麗すぎたので、それを汚されるのではないかという心配はあったけれども、杞憂だった。
おわりに
これはどこの映画館でも同じことが言えるのだけれども、音量がでかすぎる。どんなに良い音響機材を使っていても、無駄に音量を上げれば歪む。映画館がクソ音質である諸悪の根源は、あのバカみたいな音量なのかなと、シネマシティへ行って思った。
とはいえ、シネマシティの音響機材の末恐ろしさは映画泥棒でしっかりと体感できたので、次は極上音響上映の作品を是非観に行きたいと思う。音量を維持しつつ音の歪みを克服しているのか、適切な音量で鳴るのか、それとも…。
蛇足ながら、シネマシティは年間会員になると格安でチケットを手に入れられたり、通常よりも1日前からチケットを予約できたりと非常にお得だ。僕は今年に関しては例年に無いほどアニメ映画を観に行く予定なので、迷わず入会した。
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南武線経由で立川へ
立川のシネマシティへ映画を観に行くのに、立川といえば南武線ということで、川崎へ出て本線系統を乗り潰すことにした。
東京駅と旅情
東京駅へ来るとワクワクする田舎者の性よ。特に東海道線ホームは良い。 pic.twitter.com/mweqpN6lq2
— aikawame (@aikawame) 2019年2月23日
多くの田舎者にとって、東京駅というのは帰省の時にお世話になる駅だ。僕は最近とんと帰省はしていないけれども、学生時代や20代の頃過ごした滋賀にはちょくちょく帰っているので、東海道新幹線や東海道本線のホームに立つと「あぁ、この線路が向こうに繋がってるんやなぁ」という郷愁に浸れる。
まぁ、向かいのホームに停まっているのは113系ではなく常磐線E531系だし、やって来る列車も始発ではないし、上野東京ラインが開業して大きく変わった部分はあるけれども。そういえば、在来線の東海道線ホームに立ったのはかなり久々だった。
南武線初乗車
E233系8000番台。南武線用に製造されたやつか。 pic.twitter.com/juJcM07Nq8
— aikawame (@aikawame) 2019年2月23日
所変わって川崎駅。E233系8000番台とのご対面である。うっかり8500番台(中央線用0番台からの転用編成)に引っ掛かったらどうしようと思っていたけれども回避できた。
半自動扉のボタンが省略されていたり、扉上のディスプレイが16:9になっていたりという違いに加えて、JR西日本だとアーバンネットワーク外の田舎路線にありがちな「路線のシンボルマーク」が付いているのが味わい深い。
放射線と環状線
都市部の鉄道や幹線道路は大きく分けて、都心から郊外へ向けての放射線と、都心を中心とした同心円を描く環状線から成る。東京近郊でいうと中央線や西武新宿・池袋線等は典型的な放射線で、それらと交差する武蔵野線が環状線ということになる。
南武線は最初、放射線に近いのかと思っていた。起点が川崎で、そこから郊外へ向かっていくという印象だ。ところが、実際に乗ってみると環状線の性格も持ち合わせているように感じた。
典型的な放射線の場合、都心で大量の乗客を乗せて、郊外へ向かうにつれて徐々に閑散としていくし、沿線風景も徐々に長閑になっていくことが多い。一方で環状線は放射線との乗り換え駅毎に多くの乗降客があり、沿線風景もころころと変わる。
南武線の場合、川崎という一大ターミナルを出ると、いきなり住宅街を縫うように走る郊外私鉄のような路線に化ける。まぁ、そこまでは歴史ある旧私鉄なので想定の範囲内だった。ところが、武蔵小杉で大量の乗降客があり、そこから高架路線になって一気に都会の近郊路線の雰囲気を醸し出してきた。その後も武蔵溝ノ口や登戸、分倍河原等の乗換駅で多くの人が入れ替わり、その度に沿線風景にも大きな街が出てくる。ただ、徐々にではあるが郊外へ向かっているので、放射線と環状線のハイブリッド路線という感じだろうか。
立川初上陸
立川初上陸。県庁所在地の中心駅みたいな雰囲気やな。 pic.twitter.com/2vBJ6WkCm5
— aikawame (@aikawame) 2019年2月23日
さて、立川に到着した。中央線で何度も通り過ぎているけれども、実際に降車したのは初めてだ。立川は多摩地域の中心駅ということで、周辺からやってくる人達が多いということだけれども、所見はさながら県庁所在地の中心駅という感じだった。岐阜や静岡あたりに近いだろうか。
それにしても、駅前を少し見渡すだけで伊勢丹、高島屋、ビックカメラ、ロフト、ニトリが立ち並んでいるのは凄い。おまけに少し歩けばIKEAや昭和記念公園まである。この駅周辺に全て詰め込んだ感は中々味わったことが無いので、一度住んでみると便利だろうなという気がする。
今回は駅の北側を中心に歩いたけれども、南側には天一や二郎もあるらしく、これはもう都心に出る必要はほぼ無さそうだ。人混みも都心と比べれば随分とマシだし、羨ましい。
まぁでも、都心に通勤するとなれば毎日地獄の満員電車は必至なので、会社が多摩地方にでも移転しない限りは住むことは無いだろうな。そこだけが残念な所である。
Next Stage
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平成最後の建国記念日だけど雪予報なので
心の中で天津神国津神へジャンピング土下座をキメつつ、関東の松の内以降に参った社寺を晒していく。全て東京都内である。
ちなみに、初詣で参った神社はこちら。
田無神社
田無神社。3連休のせいか人がやばかった。 pic.twitter.com/gxBeEMNaKJ
— aikawame (@aikawame) 2019年1月13日
文字通りの田無鎮座。四神ならぬ五龍神を祀る神社。東方が青龍、南方が赤龍と来れば、当然白龍、黒龍であり、本殿には金龍という具合。3連休ということもあってか、境内には屋台が出て、龍神には行列ができていた。こぢんまりとした境内に対する人口密度がやばかった。
烏森神社
新橋鎮座の烏森神社。鳥居の形が珍しい。 pic.twitter.com/GCQdTK2duC
— aikawame (@aikawame) 2019年1月14日
新橋鎮座。鳥居の形が非常に珍しいけれども、これは拝殿の意匠に合わせているのが写真から見て取れるかと思う。オフィス街のど真ん中なので、防火対策としてコンクリート造りになっているようだ。あと、季節限定の御朱印があるようで、うまく時流に乗っている印象。
日比谷神社
新橋鎮座の日比谷神社。歴史的経緯により遷座したそうな。ビル街と線路を背にした都市型神社。 pic.twitter.com/0ClSybbFil
— aikawame (@aikawame) 2019年1月14日
こちらも新橋鎮座(!)。元々は日比谷鎮座であったのが、慶長年間に新橋へ遷座、更に平成21年には現在地へ遷座しているということで、社殿をはじめ境内は真新しい。高層ビルを借景としたガラス張りの拝殿という、何とも現代的な光景。
赤坂氷川神社
久々の赤坂氷川神社。人は多いけどいつも静けさに包まれていて良い雰囲気。東京の神社の中ではかなり好み。 pic.twitter.com/zsMo4XaAvR
— aikawame (@aikawame) 2019年1月19日
文字通りの赤坂鎮座。2度目の参拝になるが、個人的には東京都内の神社の中ではかなりのお気に入り。どの駅からもそこそこ歩くけれども、そのお陰で境内は非常に静か。そして木々に囲まれていて神々しい雰囲気が漂っている。東京十社の大穴場。
穴八幡宮
節分参り。 pic.twitter.com/BNT5cRhvWe
— aikawame (@aikawame) 2019年2月3日
早稲田鎮座。こちらも2度目の参拝になるが、今回は節分ということで境内には屋台が出ていて大賑わいだった。また、「一陽来復御守」という金銀融通の御守が有名らしく、その頒布が冬至から節分までということもあってか、授与所には行列が。一方で、別当寺の方は静かだった。
日枝神社
明日雪かもしれんので、フライング建国記念日で日枝神社へ参拝。 pic.twitter.com/v1NpiiLszK
— aikawame (@aikawame) 2019年2月10日
赤坂鎮座。これまた2度目の参拝。大通りに面する巨大な山王鳥居と広い階段、そしてまさかのエスカレーターが設置されているという、都市型神社の総本宮(勝手認定)。建国記念日当日が雪予報だったので、フライングで参拝してきた。
おわりに
今年は年明けから飛ばしているけれども、まぁ社寺に関しては仮に1日1社ずつ参ったとしても死ぬまでに全て巡るのは不可能なので、枯渇の心配は無い。
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食器洗い乾燥機の無い生活はもう勘弁
先日、我が家の食器洗い乾燥機が故障した。
しかも、丁度家族揃ってインフルエンザに罹った矢先だったもので、ふらつく体に鞭打って食器を手洗いするのは地獄だった。
洗濯機が無いも同然
一度食洗機のある生活に慣れると、それが無いというのは洗濯機が無いも同然の気分になる。いや、洗濯機はたとえ故障したとしても、余程の田舎でない限りはコインランドリーという選択肢がある。だがコイン食洗機など存在しない。手洗いしか道は無いのだ。
手洗いの負荷度合いという意味では、さすがに洗濯ほどでは無いにせよ、それでも自炊中心の食生活を送っていれば、毎食後の食器洗いは10分ではまぁ終わらない。1日2食を自炊したとして、月に10時間以上も食器洗いに奪われるのは結構辛いと思うのだ。
昔の人達はこれに加えて洗濯まで手洗いでやっていたと思うと、ゾッとする。
食洗機はいいぞ
というわけで、買い替えたのがこちらの機種。
2019年現在、ビルトインではない外付の食洗機は、パナソニックほぼ一強となっている。一応申し訳程度にアクアが1機種だけ出しているが。他社についてはここ数年で粗方撤退してしまったらしい。
まぁ、これまで使っていたのもパナソニック製だったので、特に違和感は無い。それでいて、フルモデルチェンジ1回を含む6回のモデルチェンジを重ねていて、性能は順当に向上している。動作音は格段に静かになったし、洗浄力も申し分ない。油まみれの食器を突っ込んでも大丈夫だ。
FAQ
自炊しないから要らない
まぁ、全く自炊しないのなら必要ないと思う。
独り暮らしだから要らない
自炊中心の生活で、台所に食洗機を設置するスペースがあるなら検討しても良いと思う。今はプチ食洗という小容量で安価な機種もある。
自炊してる時点で時間の無駄
自炊という行為自体を楽しむ場合や、食事を我が家流に細かくカスタマイズしたい場合などもあるので、一概に無駄とは言えないと思う。
でもお高いんでしょう?
上述の機種であれば実質6万円台で購入できる。設置費込みでもせいぜい7万円台。プチ食洗ならば4万円台も狙える。下位機種もあるけれども、エコナビはあった方が節電・節水になる。
賃貸だから工事とか無理なのでは?
分岐水栓の取付工事は必要だが、退去時に取り外せるので問題ない。余程特殊な蛇口でない限りは大丈夫だろう。
フライパンや鍋は結局手洗いなのでは?
あまり大きなものは無理だが、26cm程度のフライパンであれば問題なく入る。鍋も普通の大きさであれば入る。ただし、取っ手の取れるタイプであること。
2人暮らしならプチ食洗でもOK?
難しい所。品数が少なめとか、調理器具は手洗いするというのであればプチ食洗でも良いと思うけれども、それなりに自炊したいし楽したいというのであれば、通常サイズにした方が満足度は上がりそう。
何年くらい保つのか
ネット上では様々な報告があるけれども、我が家の場合は2012年から約7年、一度も故障することなく動いていた。残念ながら5年保証の期間も過ぎていたため、買い替えることに。
おわりに
実際問題、食洗機というのは設置スペースや据付工事というハードルや、価格がそれなりということもあって、導入に思い切りが必要なのは事実だと思う。ただ、導入だけ頑張ればあとは食器を洗う手間から9割方解放されると思えば、QOLを上げる有効な選択肢になると思う。
洗濯機が今ではあって当たり前なように、食洗機も当たり前の家電になる時代に期待したい。
パナソニック 食器洗い乾燥機(ホワイト)【食洗機】【食器洗い機】 Panasonic NP-TH2-W
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「恵方巻き」文化圏の人間として思うこと
昨日は節分だったので、例によって太巻き寿司を食し、豆を撒いた。所謂「恵方巻き」文化圏ではごくありふれた節分の光景だ。今は東京に住んでいるけれども、物心ついた頃からの習慣として続けている。
ちなみに、そもそも地元では「恵方巻き」なんて呼び方は無かったみたいな話をし出すと長いので、ここでは触れないでおく。
*
正直、昨今の「恵方巻き」叩きについては苦々しく思っている。確かに、ここ数年コンビニやスーパーの「恵方巻き」ゴリ押しについてはやり過ぎだと思うし、廃棄後に飼料になるとかの事情を差し引いても、過剰供給は無駄であるし、販売ノルマのような問題も生み出している。そうした商業主義であったり、それを先導してきた一部企業は批判されてしかるべきだろう。
ただ、「節分に太巻き寿司を丸かぶりする」という習慣自体を揶揄する流れについてはどうにも納得がいかない。やれ由来が下品だの、創られた伝統だのと、罵詈雑言が飛び交うけれども、こっちからすれば子供の頃から毎年の伝統行事としてやっていることなのだ。渋谷のハロウィンのように地元民が迷惑するとかならともかく、各家庭でひっそりとやっていることに口を出される謂われは無いはずだ。
*
例えば、お雑煮と御節料理を食べると新年を実感する。例えば、桜餅を食べると春を実感する。僕らにとっての太巻き寿司も、食べると節分を実感するアイテムなのだ。ある人達にとっては、クリスマスケーキとフライドチキンもそうなのではないだろうか。
そうした食習慣に対して、クリスマスケーキはブッシュ・ド・ノエルであるべきだの、チキンでなくて七面鳥であるべきだの、そもそもキリスト教徒でもない者が云々とか文句を垂れるのは的外れだろう。知識として持っていることにはもちろん意義がある。ただ、由来云々は抜きにして、子供の頃からホールのクリスマスケーキとフライドチキンを食べてきた家庭で育ったのであれば、それが彼らにとっての伝統なのである。
*
とはいえ、その地域の内々でおとなしくしていれば良かったものを、全国にゴリ押しされたらいかんのだという点については理解できる。どこの企業が全国に広めようとしたのかは知らないが、地域性というのをもう少し考えてもらいたいものだ。コンビニの肉まんだって、近畿圏では豚まんとして、あんまんに至っては中身も大幅に変えて売っているくらいなのだから、地域の食習慣に合わせた商売はやろうと思えばできるはずだ。
今時は人気があるとなればネットで拡散する時代なのだから、企業は無用なゴリ押しをやめて真摯に商売してくれ。本当に頼む。
*
最後に。「伝統」という言葉を持ち出すと思考停止だと揶揄されがちだけれども、こっちはウェブ業界で日々新しい技術に向き合い、古いモノを壊している立場なので、「変わらない安心感」というアクセントも時には必要なのだ。何事もバランスである。
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爆音上映はオーディオファンをも涙目にするか
ワルキューレは箱推しですが、強いて挙げるならカナメさん最高です。中の人含めて最高です。でも美雲さんも最高です。中の人(以下略)
はじめに
マクロス爆音映画祭が1月24日まで新宿ピカデリーで行われているということで、気になって観に行ってしまった。作品はもちろん、激情のワルキューレだ。
そもそも爆音上映とは
「爆音上映」というと、とんでもない大音量で映画を上映するのを想像するのではないだろうか。実際、僕は元々そうだと思っていた。そもそも爆音上映の認知度が上がってきたのは立川シネマシティのガルパン劇場版あたりからだったので、まぁ砲撃とかの重低音が凄いんだろうなぁくらいの認識だった。
ところが、今回の上映を企画している爆音映画祭のサイトによれば、爆音上映とは「音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い」「大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映」であるという。
そしてマクロスシリーズの劇場7作品についても、個別に音響調整を実施しているという。これは一度どんなものか聴きに行ってみても面白いかなと思って、足を運んだわけだ。
筆者の属性について
一応僕の属性について軽く触れておくと、オーディオについては大学時代から15年ほどやっているが、スピーカーとプリメインアンプを1組ずつしか持っていないし、ピュアオーディオに拘っているわけでもないので、オーディオファンの中ではライトな方だと思う。今持っているのはECLIPSEのTD510MK2と、OlasonicのNANO-UA1aの組み合わせだ。元々音楽をやっていたこともあり、モニター的な音と音像定位を重視している。
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マクロスΔについては、ワルキューレの音楽作品は全て購入しているし、ライブBlu-rayも2nd、3rd共に購入している。ワルキューレの曲は今でも週に一度は聴いているので、全曲余裕で脳内再生できる。ただ、テレビアニメ版は観たものの劇場版は今回が初めてだ。
実際に聴いてみて
座席はやや後方寄りのド真ん中、最高の場所だった。チケット料金は2,000円。通常上映とそんなに変わらない。
音量に関しては、確かに通常上映より大きめという感じはしたが、暫く聴いている内に慣れるレベルだった。音像定位については調整されているだけあって、普通の映画館の大味なサラウンドとは別次元の立体感を味わえる。ただ、座席位置によってはバランスが崩れる可能性があるので、できるだけ中央やや後方付近を狙いたい所だ。
一方で、なんだかなぁと感じた部分もある。良くも悪くもライヴ用の機材だなという感じで、デジタル系の音やアンプを通すのが前提の音には強いけれども、人の声やストリングス、パーカッション等の音色がどうにも人工的な音に聴こえてしまう。あと、低音の締まりもあと一頑張り欲しかった。このあたりは普通の映画館の音響とあまり差を感じられなかった部分だ。
全体としては、通常上映と比べれば圧倒的に爆音上映の方が音は良い。ただ、自宅にそれなりのオーディオやホームシアターの機器を持っているのであれば、迫力以外は特筆すべきことは無いというのも事実だった。
激情のワルキューレについて
テレビアニメ版のマクロスΔは正直、ワルキューレ以外はそんなに見所が無いと思いながら惰性で観ていた気がする。ただ、劇場版は違った。話の大筋は一緒ながら、ワルキューレを中心に据えて、美味しい所を凝縮しつつ新作カットも大量投入されていて、新たな物語として再構築されている。あと、3Dモデリングでグリグリ動くチェンジ!!!!!は必見。
ワルキューレについては、もうマクロスの枠からスピンアウトして、ワルキューレでシリーズ化してほしいとすら思えてくる。本筋から逸れるのでここでは触れないけれども。
おわりに
今回の爆音上映については、オーディオファンとしては残念ながらそこまでの評価はできなかった。とはいえ、映画館の音として考えれば、普段の映画の音ではない立体感の加わった音響を楽しめるので、一度足を運んでみても面白いのではないだろうか。まぁ、やっている映画館や期間が非常に限定されているのが玉に瑕ではあるのだけれども…。
ちなみに、新宿ピカデリーのマクロス爆音上映祭は、単作品であればまだチケットは取れるようなので、気になる方はお早めに。大阪は2月、名古屋は4月の予定だ。
あと蛇足として、色々調べていたら爆音上映の中でも立川シネマシティはかなり良い機材を使い、「極上音響上映」を名打っているらしい。次はそちらにも足を運んでみようと思う。
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ATOKによる「不快語・表現など」への方針について思うこと
先日このような記事を書いた所、沢山のブコメをいただいた。
その中で以下のようなコメントに多くのスターが付いていたことに気付いた。
さよならGoogle日本語入力、ただいまATOK - 35歳からの中二病エンジニアATOKは「下衆の勘繰り」と書こうとして「下衆」が言葉狩りで変換できなかった瞬間に、こんな恣意的な表現規制をする会社のソフトは使うべきではないと判断した。以来Google日本語入力使ってる
2019/01/13 15:56
当初はそれほど気にしていなかったけれども、後からブコメを見返すと、類似のブコメが幾つも大量のスターを獲得していたので、これは言及しないわけにはいかないと思い、僕自身の意見を述べておこうと考えた次第だ。
結論から言うと
まず結論から言うと、僕自身ATOKの方針に諸手を挙げて賛同するわけではないが、開発元であるジャストシステムを取り巻く環境や社会情勢を鑑みると、妥当な判断ではないかと考えている。
何が問題なのか
ATOKにおいては以前より、所謂「不快語・表現など(公式の表現まま)」に関する語彙を辞書に収録しない方針がとられている。これは、同社FAQでも明言されているため、同社の公式見解と考えられる。
この方針については、以前より一企業が恣意的に語彙を選別することに対する賛否が少なからず存在しており、ATOKの評価には常に付いて回る問題となっている。
変換自体は規制されていない
本件についてまず注意しておきたいのは、ATOKの場合、「不快語・表現など」に関する語彙は標準の辞書に収録されていないのであって、単語登録やユーザー辞書登録を行えば、そうした語彙でも問題なく変換できるという点だ。
これがもし変換自体規制されたり、警告されたりとなると、実用面で問題が出てくることもあろうが、現状その部分はユーザーの自己判断に委ねられているので、無難な落とし所だと考えている。
ちなみに、何らかの事情で「不快語・表現など」に該当する語彙を頻用する場合、ATOK用の放送禁止用語辞書が公開されているので、少なくとも不便さは解消されるはずだ。
他社製IMEよりも選別が厳しいが
他社製IMEではこんなに厳しくは選別されていないというのは尤もだ。これについてはジャストシステムにおけるATOKの立ち位置が大きく関係していると考えている。即ち、
- ジャストシステムが上場企業であること
- 事業として通信教育分野が伸びていること
- ATOK自体が同社の看板商品であること
という点だ。上場企業であり、通信教育分野で売上を伸ばしている中では、もう一方の看板商品であるATOKにおいても青少年やその保護者への配慮が不可欠だということは容易に想像が付く。モンスターペアレントの問題も叫ばれて久しい社会情勢にあって、結果的に現状のような方針にせざるを得ない状況なのではないかと考えられる。
また、ジャストシステムは今でこそ通信教育分野で伸びてきているとはいえ、まだまだATOKと一太郎の会社という印象が根強く残っている。その一角で何か問題が起きたとなれば、会社全体のブランド毀損と凋落に直結し得る。Googleが周辺サービスの1つに過ぎないGoogle日本語入力を失うのとは訳が違うのだ。
こうした状況下で、ジャストシステムが自主規制の側に倒すことには一定の合理性が存在すると考えている。
語彙の選別に問題はないのか
実際どういった語彙が「不快語・表現など」に該当するのかは、非常にデリケートな問題なのでここでは触れない。ただ、個人的に長年ATOKを使ってきた限り、党派性のようなものは特に感じず、地上波のテレビ放送でピー音が入るような語彙が順当に規制されているように見受けられる。
これが極端に党派性を帯びたものであれば、ちょっと待てとなる所だろうけれども、そうした部分については受け取り方に個人差もあるだろうから、実際に使ってみるのが一番だろう。
利点としても捉えられないか
ユーザーにとってはネガティブ要素しか無いようにも見えるこの方針だが、利点もあると思っている。自分が何気なく入力した語彙が、うまく変換されないことで、実は不適切な表現と捉えられかねないということに気付けるという点だ。
実際、僕自身もこのおかげで怪しい語彙を調べて使うのを避けられたという経験が何度かある。逆に、調べた上で問題ないと判断すれば、単語登録しておけば良いだけの話なので、頻発しなければ特段問題にはならないと思う。
おわりに
当然ではあるが、こうした状況を踏まえてATOKを使わなかったり、批判するという選択はあり得ると思う。僕自身、語彙というのは自らの責任で繰り出すものだと思う部分もあるので、必ずしもATOKの方針が正しいとは考えていない。いつの間にか偏った語彙の選別を行うようになっていたみたいなことも無きにしも非ずな方針なので、危険性を孕んでいることには同意する。
ただ、ソフトウェア開発者の端くれとして、あらゆるソフトウェアには開発者の思想というのが含まれているとも常々思っている。伝聞だけで「なんと、ATOKはけしからん」と選択肢を狭めてしまうには、余りにも勿体ないくらいに優れたソフトウェアだとも思う。なので、そうした方針という時点で無理というのでない限りは、実際に試してみて、その思想に考えを巡らすのも良いのではないかと考えて言及した次第である。
今回の一連の記事をきっかけに、少しでもIMEの選択肢について興味を持つ人が増えれば幸いだ。
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さよならGoogle日本語入力、ただいまATOK
僕は1年ちょっと前に、長らく使っていたATOKを離れて、Google日本語入力に乗り換えた。
ありがとうATOK。30年間お世話になりました。
— aikawame (@aikawame) 2017年10月25日
そしてこの度、めでたく出戻りを果たすこととなった。
我慢の限界に達したのでATOKに出戻り。今回はプレミアムにしてみた。
— aikawame (@aikawame) 2019年1月12日
出戻りの背景
ツイートにもあるように、僕は30年来のATOKユーザーだ。一太郎Ver.3(昭和62年発売)の頃から使っていて、人生で一番長く使ってきたソフトウェアなのは間違いない。
ただ、最近ではGoogle日本語入力のユーザーが増えていて、ATOKと比べても遜色ないという話もちらほらある。僕自身はATOKの変換精度に満足していたし、毎月300円払う価値は十分にあると思っていたけれども、他のIMEを使わないままATOKを最高と妄信するのも良くないと考えて、一念発起して乗り換えた。
IMEというのは学習で自分好みになっていくものなので、最低1年は使わないといけないと思った。その間、感心することもあったし、あまりの残念さに悶絶することもあったけれども、結局の所ATOKに戻ってきたということは、僕にとっては残念さが勝ったということになる。
Google日本語入力の良かった所
無料
多分大多数のユーザーにとっては一番大きい所。対するATOKは買い切りか月額300〜500円程度のサブスクリプションなので、IMEがOSに内蔵されているのが当たり前となって久しい現代では、高いハードルとなるのは間違いない。
標準のIMEよりは賢い
WindowsやMac、スマートフォンの大多数のIMEに比べれば、Google日本語入力は圧倒的に賢い。インターネットの集合知をフル活用した予測変換は本当に強力で、よくこれが無料で提供できると感心した。
ATOKの方が良かった所
変換・学習精度が超絶高い
出戻りの一番の理由はこれ。Google日本語入力は、同じ単語を別の文脈で使うと意図した通りに変換されなかったり、簡単な文章なのに正しく変換されなかったりということがしばしばあって、ストレスが溜まった。これは1年以上使い続けても変わらなかった。
また、ATOKは誤用や慣用表現をきちんと指摘してくれるのが良い。Google日本語入力だと正しい表現と誤用表現が一緒に変換候補に出てくることも多いので、混乱する。このあたりはネットの集合知の副作用だろう。ATOKはその点統制されているが、一方で流行語やネットスラングも随時更新されているので、予測変換の強さでは良い勝負をしてくれる。
辞書を他の端末と共有できる
ATOK Passportの場合は環境設定や辞書を複数端末で同期できるので、持っている端末が多い場合は非常に助かる。あと、OSを再インストールした時にも簡単に設定を復元できる。Google日本語入力にも以前は同期機能があったけれども、大人の事情なのか削除されてしまったのが残念だ。
クラウド辞書が充実
ATOK Passportのプレミアムに限るけれども、常に最新の広辞苑が使えたり、入力した文章を8カ国語に変換できたりする。このあたりは類似機能がOSに搭載されていたり、ブラウザー上で行えたりはするけれども、それをIME上でスマートに実現できるのは凄い。
それぞれどんな人に向いているのか
双方のIMEをじっくり使ってみた限り、それぞれ向いてそうな人は次の通りだ。
ATOKが向いてそうな人は、
- 文章を書くことが多い人
- 変換精度を気にする人
Google日本語入力が向いてそうな人は、
- とにかく無料が良い人
- 文章は打てれば良いという人
僕の場合、ブログで普段から文章を書いているし、自分の表現というのを結構意識している部分があるので、学習精度の高いATOKに軍配が上がる。このあたりは人によって感じ方は様々だと思うので、双方をある程度の期間試用するのが一番だと思う。ATOK Passportは一定期間無料で試用できるので、気になる人は試してみると良いと思う。
おわりに
1年ちょっと離れてみて、ATOKの良さを再確認できたのは良かった。伊達に平成の御代を通じて研鑽されてきたソフトウェアではないということを改めて思い知らされる。昭和の終わりに君と出会い、平成の終わりにただいますることになるとは。
次の時代もよろしく、ATOK。
補足
沢山のブコメをいただいたので、少しだけ補足。
ライセンス管理がクソという件。これはぐうの音も出ない。ライセンス管理に限らず、ATOKは歴史あるソフトウェアなので、増築に増築を重ねて内部が大変なことになっている。ユーザーIDとログインIDとATOK Passportのシリアルナンバーがそれぞれ別とか、歴史的経緯を知っていても正直狂気の沙汰と思っている。あと、ATOK Syncにインターネットディスクという化石のようなサービスを使っていたりとか…。このあたり、どこかのタイミングでジャストシステムさんには改善していただきたいと思いつつも、IMEの本質は変換や学習の精度なので、難しい所だ。
あと、予測変換の賢さについては実際に使ってみた方が良い。個人的な感触だと良い勝負だと思うが、分野によっては有意差が出るかもしれない。少なくとも、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」とか、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」とか「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」あたりはバシッと変換してくれる。実際に使ってみるの、本当に大事。
最後にSKKについては、僕もEmacsユーザーだった時期があるのでわかるけれども、個人的にはストイックすぎると感じるので、ATOKが使える環境下ではATOKを選びたい所。
あと、「不快語・表現など」に関する内容は次の記事に書いた。
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平成最後の初詣
ここ数年、初詣がパターン化しているような気がするけれども、変化していく人生の中にあって変わらない安心感というのもこれまた良しということで、それほど変わり映えしない初詣の記録を綴っていく。
御礼参り
氏神様である新宿諏訪神社と新宿総鎮守である花園神社へ毎年恒例の御礼参りに。今年は仏教の世界では法輪ナイトと呼ばれる日に参拝して今年1年の無事を感謝すると共に、御神札を頂いてきた。
本当はお伊勢さんまで参拝したいのだけれども(以下略)
新宿諏訪神社
氏神様へ初詣だん。亥年らしく、賽銭箱に盛大な頭突きをかました。 pic.twitter.com/PaydFcfBdM
— aikawame (@aikawame) 2018年12月31日
亥年に限らずちょくちょくやってしまうのだけれども、列ができている時に参拝すると、ついつい前に出て賽銭箱に頭をぶつけてしまう。まぁ、建御名方命は軍神なので、元気があってよろしいくらいに思っておいでだろうと勝手な想像をしておく。
ちなみに、今年はゆく年くる年を自宅でのんびりと観ながら年明けを迎え、そこからの参拝。年を越してからの方が人が増えるようで、去年の1.5倍くらいの行列になっていて少しびびった。それ以外は大体去年と変わらず。御神籤も去年に引き続いて吉。
東京大神宮
東京大神宮へ参拝。日の出と共に参拝する方はやはり多い。 pic.twitter.com/zvi51BafLv
— aikawame (@aikawame) 2019年1月6日
東京大神宮へは仕事始めの7日に参拝。日の出と共に参拝したのだけれども、同じ時間を見計らってか参拝者が多かった。見るからに信心深い方が多い。
花園神社
花園神社へ参拝。こちらはしんと静まり返ってた。佳きかな。 pic.twitter.com/HahilDI2rN
— aikawame (@aikawame) 2019年1月6日
その足で花園神社へ参拝。こちらは去年とは打って変わって静まり返っていた。こんな静かな花園神社へ参るのは初めてかもしれない。早朝参拝オススメ。
明治神宮
会社の事務所が原宿へ移転したので、今年の会社での初詣は明治神宮へ。松の内の明治神宮とか激混みだろうと思っていたけれども、普段の週末よりはまぁ多いな…というくらいだったので、まだ助かった。
あと、明治神宮では初めての昇殿参拝だったのだけれども、御神楽奉納が見事だった。祝詞の奏上に関しては会社が多すぎて大変なことになっていたけれども、そこはそれ。
そして、写真は完全に忘れていた。
おわりに
平成最後の初詣と考えると名残惜しさもあるけれども、今年は新しい御代の始まりでもあるので、各地の神社を参拝したい。そして今年は神宮参拝と出雲詣をやり遂げるのが密やかな個人目標だったりする。
36歳ウェブエンジニアの健康戦略
30歳を過ぎて以降、心身のあちこちにガタが来るようになった。35歳を過ぎると、「放っておけば現状維持」から「放っておくと徐々に悪化」することが増えてきた。そろそろ健康への投資が必要な時期かもしれないと思い、今年やること、やらないことを明確にしておく。
雑な健康プロフィール
- 身長:170cm台前半
- 体重:50kg台前半
- 腹囲:70cm台前半
- 運動量:平日通勤時に1駅歩く程度
- 睡眠時間:7〜8時間
- 食事回数:2回(昼・夜)
健康を考えるようになったきっかけ
ここ1年程の間に、色々と気になることが出てきている。
- 腹が出てきた
- 歯茎が弱くなってきた
- 右腕がよく痛む
腹以外は病院でも診てもらっているけれども、異常は見当たらないらしい。ただ、放っておくと後から苦しい思いをしそうなので、ぼちぼち対策していくかと思ったのがきっかけ。
ちなみに、死ぬことに関しては正直いつでもどうぞと思っている。ただ、苦しい思いをするのは嫌なので、恒常的に体のどこかが痛むとか、そういうのは何とか避けたい。そういった視点で、取り敢えず続きそうなことからやっていこうと思う。
やること
昼食後の歯磨き
今の所は半年に一度、歯科検診と歯石除去は受けていて、特に問題は無いらしい。ただ、加齢によって徐々に歯茎が弱くなるのは避けられないことなので、歯周病を予防する意味でも毎食後に歯を磨くことにした。
ウォーキング
メタボ予防。一応今までも毎日の通勤で1駅分歩いてはいるけれども、全然足りていない気がするので、自宅でウォーキングマシンに乗る。アマプラ等で適当なアニメを1話分観ながらやる。
試すこと
ガム
咀嚼力の維持とか、口臭予防とか、色々。歯にガタが来ると色々やばいというのは各種研究でも明らかなので、やれるだけのことはやってみる。
検討すること
整体
暫く色々やってみても右腕が痛むようであれば、整体に通うことを考える。ただ、新宿近辺で良さそうな所を知らないので調査が必要。
電動歯ブラシ
手磨きでも医師からは問題無く磨けていると言われているけれども、気になるようであれば考える。ただ、元々几帳面な性格なので、手動で問題ないような気もする。物を増やしたくないし。
やらないこと
ジム通い
ジムの更衣室やトレーニング室の臭気が無理なので、絶対に行かない。できて3年くらいのテ○ップネスで、閑散とした時間帯でもダメだったので、まぁ何処へ行っても無理だと思う。
食事制限
食に関しては、そこを我慢するくらいなら死んだ方がマシというくらい優先度が高いので、好きなようにやる。メタボが心配になってくるようであれば、運動量を増やす方向で考える。
おわりに
年の初めに今年の抱負みたいなのはやる気がしなかったけれども、健康に関しては先の見通しがある程度立つので、やっておいて損は無いと思ったので宣言してみた。休日に運動とかも考えたけれども、まずは続けられそうなところからやっていく。