35歳からの中二病エンジニア

社寺・鉄道・アニメを愛でるウェブ技術者の呟き

今年買って良かったもの2021

年の瀬ということで、今年もまた買って良かったものを書いてみる。

電動歯ブラシ(ブラウン オーラルB PRO2000)

今年一番はこれ。今までは音波アシストブラシを使っていたものの、半年毎に通っている歯石クリーニングではゴリゴリと歯石や着色部分を削られて、「しっかり磨きましょうね」というお叱りを受けていた。それがこの電動歯ブラシに替えた途端、「大変よく磨けていますね、1年毎にしても良いですよ?」と褒められてしまった。

歯磨きの時間自体はむしろ減っていて、今までは3分を目安に磨いていたのが、この製品は歯の四隅に対して各30秒のタイマーがあるので、自然と2分で完了するように落ち着く。それでも目視レベルで歯石や着色の具合が減っているので、効果は覿面すぎる。まぁ、僕の手磨きが下手すぎるというのもあるかもしれないけれども…。

あと、標準のブラシもそこそこ良かったけれども、僕の体感では別売りのマルチアクションブラシが更にしっかり磨けた感を得られるので愛用している。普通のブラシよりは少しだけ高いけれども、それで歯石クリーニングの苦痛が減って、歯周病の悪化リスクが減るのであれば安い物だと思う。歯の健康はこれから更に重要になってくる年頃なので、しっかりケアしていきたい。

スティック掃除機(日立 PV-BH900H)

今まではマキタのめちゃ軽いやつを使っていたのだけれども、如何せん吸引力が弱いために普通の掃除機を捨てることができずにいた。特に痛かったのは、海沿いに引っ越したことで床に砂が溜まりやすくなって、その砂を吸いきれなかったこと。というわけで、スティックかつハイパワーということで選んだのが日立のコレ。型落ちで4万円を切っていた時に買えたのはラッキーだったと思う。

重さに関しては2kg近くあるので、マキタと比べるべくもない…と思いきや、自走式ヘッドなので本体の重さをあまり感じずにスイスイと掃除できる。その上パワーは普通の掃除機と比べてもそこまで遜色ないレベル。しかも貯まったゴミはワンタッチで捨てられるし、充電はスタンドにはめるだけ。掃除するだるさがかなり軽減して良かった。

プリメインアンプ(TEAC AI-301DA-SP/S)

今まで使っていたOlasonic NANO-UA1aの音量が不安定になってダメになってしまったので、急遽代替品を購入。本当はAI-503あたりにしようと思っていたのだが、予算面ではなくて設置場所の都合で断念。とりあえず音が鳴れば良いやくらいのつもりで買ったのだけれども、良い意味で期待を裏切ってくれた。

僕の場合はスピーカーにECLIPSE TD510MK2というピーキーな製品を使っているので繋ぐアンプをかなり選ぶのだが、NANO-UA1aでそこそこ満足していた定位感が更にクッキリして、キレのある音になった。人によっては聴き疲れる系統の音かもしれないけれども、個人的にはかなり好み。ちなみにヘッドフォンの音は大分劣化したけれども、ほとんど使うことはないので良しとする。

ドッキングステーション(Anker PowerExpand Elite)

VAIO Z(後述)に合わせて購入。純正のドッキングステーションにしようかとも思ったのだけれども、前面の光沢が好みでなかったりインターフェースが少なめだったりと不満があったので、TB3対応な上にタイムセールで安かったこちらを購入。

TB3対応なので発熱はそこそこあるけれども、VAIO Zとの相性は問題なさそうで快適に使えている。USBポートがType-AもType-Cも多いので、外付機器を沢山繋ぎたい人には向いていると思う。

VAIO Z用PCケース(V.M MacBook Air 13 2017)

こちらもVAIO Z(後述)に合わせて購入。専用レザーケースもあるのだけれども、高いし縦向きに収納したかったので却下。こちらは縦向き収納ができる上に、お値段は専用ケースのなんと1/10!そして質感も悪くない。一昔前のMacbook Airに合わせた大きさだけれども、VAIO Zにも良い感じでフィットする。

ドッキングステーションもケースも純正品を選ばなくて若干申し訳ない気もするけれども、今回のVAIO Zは手放しで賞賛できる感じではなかった(後述)ので、まぁ仕方ないかなという感じで…。

番外編:VAIO Z VJZ1428

store.vaio.com

自腹ではないので番外編扱いで…。転職に伴って新しいPCを支給してもらったのだけれども、機種は自由に選べたのでVAIO Zを選択。

ただ、元々は今回のVAIO Zに対してはそこまで好印象を持っていなくて、Zの名を冠するのであればRyzenを載せるくらいは攻めてほしいと思っていた。実際、前職時代に使っていたRyzen 9のデスクトップには全く歯が立たない。ノートPCなのだから当たり前という向きもあるだろうけれども、ノートPCなのに頭のおかしいハードウェア設計でバケモノじみた性能を実現していたのがこれまでのVAIO Zなので、今回は軽さを追求したにしてもちょっとヌルいと思っていた部分は否めない。

…のだけれども、実際に手に取ったら色んな不満が全部吹き飛んだ。これはいいものだ。直近で使っていたMacBook Proは論外として、往年のVAIO Zと比べてもキーボードが格段に打ちやすくて、剛性も高い。それでいて1kgを切っているのだから笑ってしまう。何だかんだ言っても、ノートPCにおいて軽さは正義だと思い知らされた。これなら、普段の作業で必要十分な性能が出れば良いやとなってしまう。まぁ、それでもRyzen 7は積んでほしかったけれども…。

おわりに

今年は買って良かった物を全く記事にしていなかったらしい。まぁ記事を書くこと自体ちょっと飽きてきているので仕方ないということで。去年に続いてライフハック的なものよりはデジタルガジェットや家電が多めだけれども、トップに電動歯ブラシが躍り出たのはやはり年齢相応なのかな…とも思う。