長年デプロイツールとしてHakoが使われてきたプロダクトにおいて、この度ecspressoに移行したのでその所感を記しておきたい。
ecspressoとは
ecspressoは、ECS専用のデプロイツールである。読み方は「エスプレッソ」。Go言語で書かれたOSSだ。
ecspressoの良い所
- 日本語ドキュメントが充実している(作者直々にハンドブックを出されている)
- Go言語製なのでインストールが爆速
ecspress init
コマンドで現状のECSの状態を一発取得できる- Hakoと同等の機能を概ね備えている
- メンテナンスが活発に行われている
ecspressoの導入について
ここで中途半端なチュートリアルを書いて読んでもらうくらいなら、ハンドブックの方が100万倍懇切丁寧なので、ecspressoの使い方についてはハンドブックを参照してほしい。Zennの決済で500円なのでとてもお手軽だ。
爆速エピソード
先日ecspressoのエラーでぬるぽが出た際に、Issueを上げたことがあった。この時は作者のfujiwaraさんが数分でリアクションしてくれて、1時間も経たない内に回答をいただき、しかもすぐに修正PRまで上げてくださる爆速ぶりだった。
OSSを選ぶ際は、メンテナンスが活発かどうかというのは結構重要な指標となるので、ecspressoはその点素晴らしいなと思えたエピソードである。
おわりに
ecspressoはHakoを使い慣れた人であればサクッと理解して導入できる上に、メリットも多いので、Hakoの代替としてもこれから導入するにしてもオススメしたいと思う。