35歳からの中二病エンジニア

社寺・鉄道・アニメを愛でるウェブ技術者の呟き

さよならマネーフォワード

3年ほど前から使っていたマネーフォワードから退会した。良いサービスだとは思うけれども、僕にとっては使うことでお金に対する意識や資産状況が改善するような変化が何も無く、継続する意義を見出だせなかったというのがざっくりとした理由だ。

そもそも使おうと思ったきっかけ

元々僕はソニー銀行の人生通帳を雑に使っていた。ざっくりと自分の資産推移を記録する分には割と使えるサービスだったので、基本放置でたまにグラフを見てニヤニヤしていた。ただ、対応していないサービスが多くて中途半端な印象は拭えなかった。そこで、丁度メインバンクを移行することがあったので、その筋で定評のあるマネーフォワードに乗り換えたのが事の発端だった。

マネーフォワードに求めていたこと

マネーフォワードを本格的に使うにあたっては、数年スパンで自分の消費行動が変わるなりして、資産状況が良くなることを狙っていた。

正直、人生通帳と同じように放置で良いのであれば、特に求めるものは無かった。ただ、マネーフォワードならば僕が使っている現金以外の決済手段には全部対応しているし、であれば頻度の少ない現金決済も記録して、そのコスト分は何かしら返ってくれば良いだろうと考えたわけだ。

どんな使い方をしていたか

金融機関の設定については、メインバンク(1行)に所持しているクレジットカード(3枚)と電子マネー(モバイルSuica)、あとは証券口座やAmazon等の頻用するEC系アカウントを紐付けていた。現金決済は「財布」という金融機関を追加して、都度入力していた。僕の場合は基本的に電子マネーかカードで決済していたので、これで楽して家計簿が付けられると目論んでいた。

なぜ退会したのか

退会した理由として一番大きいのは、それでも現金決済は無視できないほど必要になるし、その都度入力するのは面倒だということだった。加えて、入力漏れで2ヶ月に1度くらいは使途不明金が発生して、これが非常に苛々する。

それでも資産状況に効果が現れるのならば安いものだと思ったけれども、そもそも僕は元々無駄遣いというのに無縁な人間だ。なので、毎月の収支が可視化された所で、基本的に自分が必要としている消費行動なので、「先月はちょっと支出が多かったから来月は気をつけよう」みたいな反省が行われない。だったら、別に面倒な現金決済の記録は勿論のこと、資産推移の記録も必要無いんじゃね?という結論になり、退会する運びとなったわけだ。

おわりに

マネーフォワードのような家計簿サービスは、僕のようにお金に執着が無かったり、無駄遣いをしないような人にはあまり意味の無いサービスかもしれない。ただ、世の中にはお金があるとついつい使ってしまうというような人も少なくないらしいので、そうした人達には抑止力として有用なのではないかとは思っている。いずれにせよ、ある程度の期間は使ってみないとお金というのはすぐどうこうなるものでは無いので、ひとまず僕の場合は3年使ってみてこんな感じということで。

来月からはこれまで通りのどんぶり勘定に戻るぞ。

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