Xperia XZ2が期待外れすぎる件

最初に断っておくと、僕はソニーファンだ。テレビは4K BRAVIAだし、ソニー時代のVAIOが今もある。他にもBluetoothスピーカーやイヤフォン等々、家中のソニー製品を挙げ出したらキリがない。携帯電話にしても、ソニエリ時代を含めて今は8台目になる。そんな僕でも今回のXperia XZ2は一目見て酷いと思ってしまった。

japanese.engadget.com

ランチパック

早速巷ではランチパックと叩かれているけれども、実はランチパックと呼ばれたXperiaは過去にもあった。

ascii.jp

それがこのXperia ZL2。docomoがグローバル機と同等のXperia Z2を発売したのに対し、auが明らかに劣化したデザインのZL2を出してきたことで、この時も総スカンを食らっている。あの事件からソニーモバイルは何も学ばなかったのか…。

イヤフォンジャック廃止

ソニーモバイルは、iPhoneがイヤフォンジャックを廃止した時、「廃止する予定はない」と明言していた。それがこの手のひら返しだ。そもそも、ハイレゾを猛烈に推しているソニーグループにあって、イヤフォンジャックの廃止は完全に真逆を行っている。Bluetoothは現状LDACも含めてハイレゾには対応していないし、アダプターを同梱するといっても付属品のDACの性能などたかが知れている。オーディオに拘るユーザーであれば高性能DACを搭載したイヤフォンを購入して接続するかもしれないけれども、そこまでする人であれば素直にウォークマンを使うだろう。

イヤフォンジャックを廃止するなとは言わないけれども、やるならソニー自身がUSB接続のイヤフォンなりBluetoothハイレゾ対応なりを普及させてからにしてほしかった。

指紋センサーの背面移動

これがまた外観と利便性を著しく損ねてしまった。電源ボタンと指紋センサーが一体化していたことで、従来は電源ボタンを押すだけでホーム画面を開けていたのが、XZ2では指を背面に移動して認証しないといけない。これは改悪としか言いようがない。しかも、背面に余計なセンサーが追加されたことで、美しかったXperiaの背面が一気にダサく見えるようになってしまった。何も良いことがない。

重量の大幅増加

198gという重量はさすがに目を疑った。156gだったXZ1からまさかの42g増。実機を触ったわけではないが、ここまで来ると片手で長時間持っていたら辛くなる人も出てくると思う。Compactでも168gとXZ1超えなので、もはや狂気の沙汰としか思えない。更には厚みも7.4mmから11.1mmへと大幅増加。これだけ分厚く重くしてデザインが相当良くなったとかならばまだ理解できるけれども、出来上がったのがランチパックなのでは笑えない。

カメラの出っ張り

ここまで分厚くなったのであれば、せめてカメラの出っ張りは元に戻るだろうと思ったら、そこはXZ1と変わらなかった。過去のインタビューか何かで、カメラの出っ張りを無くすのはXperiaのこだわりだと開発者の方が仰っていた記憶があるけれども、そのこだわりは一体どこへ行ってしまったのか…。

一応良くなったこと

XZ1からの改良点は一応ある。無接点充電への対応とバッテリー容量の増加だ。特に無接点充電はXperiaでは初なので、僕も含めて待ち望んでいたユーザーは多いだろう。ただ、Compactには対応していない。無接点充電の恩恵を受けるには、198gという重さに絶えないといけないのだ…。バッテリーについては、これだけ分厚く重くなっているので、増えていないとむしろ困る。というか、バッテリー容量はそのままで良いからもっと小さく軽くしてほしかった…。

おわりに

僕はXperia Z1の紫を長年使っていて、いい加減バッテリーのヘタりやモッサリ感が酷くなってきたので、XZ2の刷新具合を大いに期待していた。結果として、確かに従来のXperiaからは大きく変わったのだけれども、そのほぼ全てが今までのXperiaの良さを台無しにするものだったとしか思えない。とりあえず僕は既にXperia XZあたりの型落ち機種を安く買うことに頭が行っている。ソニーにもXperiaにもずっと期待していただけに、今回の発表は残念でならない。