35歳からの中二病エンジニア

社寺・鉄道・アニメを愛でるウェブ技術者の呟き

アニメ好きだけど円盤を買わない理由

ひょんなことから冴えない彼女の育てかたBlu-ray Disc Boxが手元にある。一時的なものではあるけれども。そしてふと、アニメ好きと言いながら円盤を全く買っていないなぁとしみじみする。別にお布施する金銭的余裕が無いとか、そういうわけでは全くないのだけれども。

実際、僕は冴えカノについてはドハマリしたので、原作も外伝もコミカライズ作品も全部買い揃えた。それでも円盤だけは触手が伸びない。なぜか。

円盤を入れ替えるのが面倒くさい

まずはこれ。1枚に多くても4話程度、酷いと2話しか入っていない。その上再生機器も限定される。NetflixやPrime Videoのような配信サービスが当たり前になった今日に、それはないだろう…となってしまう。

それでも信者ならば受け入れるべきだって?そういう盲目的な信者の存在が制作側の怠慢を生んでいるのでは…?

円盤を保管するスペースが勿体ない

Blu-ray BOXであれ単巻を揃えるのであれ、円盤のパッケージはそこそこ大きいので、保管するにはある程度の場所が必要になる。僕は既に本もCDも全て電子化済みなので、今更円盤だけパッケージで保管する気にはなれない。モノとして保管したい人を否定するつもりはないけれども、僕にとっては作品が大事なのであって、モノとしてのパッケージに興味は全く無い。

それでも信者ならば受け入れるべきだって?そういう(自主規制)

実際に売上も下がっている

そもそも、僕が言うまでも無く円盤の売り上げは近年右肩下がりで、それは各種売上ランキングが証明している。2期決定ラインが1万部を切るとか、10年前に誰が想像できただろう…。いくらアニメブームが落ち着いたとはいっても、熱心なアニメファンの数は底堅いはずなのだけれども。

ということは、少なくないアニメファンが同様の理由で「円盤離れ」しているのではないかと、嫌でも勘繰りたくなる。

ファン向けコンテンツのデジタル化は?

ただ厄介なのは、円盤に特典を抱き合わせる現状の商法だ。これがあるせいで、信者は否応なしに円盤を買わされる。買う側も買う側なら、売る側も売る側ということだ。いっそ映像特典や冊子なんかも全部デジタルデータとして販売してはどうかと思うのだけれども、できない理由があるのだろうか。僕はその辺の事情には詳しくないので、簡単にそうもできない事情はあるのかもしれないけれども…。

ただ、既に円盤商法は壊滅寸前の状況で、コアファン向けのコンテンツをいつまでもそこに抱き合わせていたのでは、ファンの離反は防げないと思うのだけれども、そこの所はいかがなものだろうか…。

少なくとも、BD相当の画質の本編と映像特典や冊子を付けて、デジタルデータを現状の円盤パッケージの半額くらいで売ってくれたら、僕はハマった作品であれば絶対に買いますよ?

冴えない彼女の育てかた Blu-ray Disc Box(完全生産限定版)

冴えない彼女の育てかた Blu-ray Disc Box(完全生産限定版)