生まれて初めて爪切りを買った
爪切りを買ったことが無い人生だった。今は反省している。
買わないでも何とかなっていた
粗品とかで貰える爪切りで済ませてきたというわけでもない。
僕の場合、実家に居た頃は家族共有の爪切りを使っていて、独り暮らしを始めた時に持って行けと渡されたのを、20年近く使っていた。爪なんて切れれば良いくらいの感覚だったので、何の不満も感じていなかった。
買ってみてひっくり返った
家族が新しい爪切りを欲しがったので、折角買うならばと良い爪切りを選んでみた。刃物系はやはり貝印だろうということで、関孫六シリーズの爪切りを購入。お値段はAmazonで1,300円ほど。爪切りとしては高めだけれども、どうせまた何十年も使うと考えたら安いものだ。
初めて爪を切った感触は、想像を絶するものだった。
旧:「パキーン!パキーン!」
新:「カチ、カチ」
すごい。力を入れなくても切れる。しかも音がものすごく小さい。これは聴覚過敏の耳に優しくて良いと思った。
おわりに
正直、爪切りなんて買うものではないし、どれでも同じくらいに思っていた。けれども、やはり良い物は違う。
あのパキーン!という音も今では慣れてしまったけれども、もう聴かなくても済むのだと思うとちょっと嬉しくなる。もっと早く買っておけば良かった。