35歳からの中二病エンジニア

技術や時事ネタ、鉄道・社寺巡礼など趣味の話を綴ります。

Xperia XZ3も期待外れな件

Xperia XZ2が発表された日、あまりの酷さにこんな記事を書いた。

aikawame.hateblo.jp

そして先日XZ3が発表された。僕自身、1世代で基本コンセプトから見直してダメな所を全部潰してくるとは期待していなかったから、敢えて触れるまいと思っていたのだけれども、XZ2が酷すぎたせいかXZ3がやけに持ち上げられているような気がする。例えばこんな感じに。

japanese.engadget.com

そして僕の記事も有り難いことに言及してもらえた。こんな感じに。

rxjun.hatenablog.com

で、大体の記事で共通しているのは、「周回遅れを取り戻しつつある」という論調だ。確かに、有機ELとか曲面・大画面ディスプレイなんかは最近の流行だろう。HUAWEISAMSUNGのスペックには惹かれるけれどもどうせならソニーの方が…みたいな人には良いかもしれない。

だが、向くべき方向はそっちで良いのか???

ソニーの良さは、「他社がやらないことをやる」という所にあると思っている。Xperiaで言えば、他社がどんどんカメラを肥大化させる中でも厚みを抑えていたりとか、電源ボタンと指紋センサーを一体化したりとか、そういうスペックには表れない特長というのがあった。それが前者はXZsで失われ、後者もXZ2で失われてしまった。

XZ3のソニーらしさって何だ?ハードウェア的には、何を取っても他社の後追いではないか?辛うじてソフトウェア面では色々と差別化を図っているようではあるけれども、ハードウェアに魅力が無ければそこまで見てもらえられないのではないか?

別に、有機ELを採用しようがディスプレイを曲げようが、やるのは勝手だと思う。ただ、そういう流行の追い掛けをしながらでも良いから、他社に真似できないコレという特長は見せてほしい。今回は最初から期待していなかったけれども、次世代機では「俺がソニーだ」と言わんばかりの突き抜けたスマートフォンが発表されることを期待している。

蛇足

結局の所、何が一番気に入らないって、指紋センサーの改悪の部分だったりする。僕はガラケー時代もソニー/ソニエリジョグダイヤルを長年愛用していて晩年は袖にされ続けたので、その再来ではないかと懸念している。ジョグダイヤルも故障率に悩まされたらしいし、指紋センサーについても課題は色々あるのだろうとは思う。ただ、個人的には暗所でも電源ボタンに触れるだけで認証できるあの仕組みは現状最高のUIだと思っているので、是非とも復活してもらうか、あるいは発展的なUIを模索してもらいたいと思っている。