アニメ好きだけど円盤を買わない理由
ひょんなことから冴えない彼女の育てかたBlu-ray Disc Boxが手元にある。一時的なものではあるけれども。そしてふと、アニメ好きと言いながら円盤を全く買っていないなぁとしみじみする。別にお布施する金銭的余裕が無いとか、そういうわけでは全くないのだけれども。
実際、僕は冴えカノについてはドハマリしたので、原作も外伝もコミカライズ作品も全部買い揃えた。それでも円盤だけは触手が伸びない。なぜか。
円盤を入れ替えるのが面倒くさい
まずはこれ。1枚に多くても4話程度、酷いと2話しか入っていない。その上再生機器も限定される。NetflixやPrime Videoのような配信サービスが当たり前になった今日に、それはないだろう…となってしまう。
それでも信者ならば受け入れるべきだって?そういう盲目的な信者の存在が制作側の怠慢を生んでいるのでは…?
円盤を保管するスペースが勿体ない
Blu-ray BOXであれ単巻を揃えるのであれ、円盤のパッケージはそこそこ大きいので、保管するにはある程度の場所が必要になる。僕は既に本もCDも全て電子化済みなので、今更円盤だけパッケージで保管する気にはなれない。モノとして保管したい人を否定するつもりはないけれども、僕にとっては作品が大事なのであって、モノとしてのパッケージに興味は全く無い。
それでも信者ならば受け入れるべきだって?そういう(自主規制)
実際に売上も下がっている
そもそも、僕が言うまでも無く円盤の売り上げは近年右肩下がりで、それは各種売上ランキングが証明している。2期決定ラインが1万部を切るとか、10年前に誰が想像できただろう…。いくらアニメブームが落ち着いたとはいっても、熱心なアニメファンの数は底堅いはずなのだけれども。
ということは、少なくないアニメファンが同様の理由で「円盤離れ」しているのではないかと、嫌でも勘繰りたくなる。
ファン向けコンテンツのデジタル化は?
ただ厄介なのは、円盤に特典を抱き合わせる現状の商法だ。これがあるせいで、信者は否応なしに円盤を買わされる。買う側も買う側なら、売る側も売る側ということだ。いっそ映像特典や冊子なんかも全部デジタルデータとして販売してはどうかと思うのだけれども、できない理由があるのだろうか。僕はその辺の事情には詳しくないので、簡単にそうもできない事情はあるのかもしれないけれども…。
ただ、既に円盤商法は壊滅寸前の状況で、コアファン向けのコンテンツをいつまでもそこに抱き合わせていたのでは、ファンの離反は防げないと思うのだけれども、そこの所はいかがなものだろうか…。
少なくとも、BD相当の画質の本編と映像特典や冊子を付けて、デジタルデータを現状の円盤パッケージの半額くらいで売ってくれたら、僕はハマった作品であれば絶対に買いますよ?
冴えない彼女の育てかた Blu-ray Disc Box(完全生産限定版)
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ライトなアニオタがサブスクに振り切った結果
アニメを観る頻度が激減してしまって辛い。
何があったのか
今まではテレビアニメを毎期10〜20本程度録画して観ていた。途中何本か切っても5〜10本は完走していて、普段であればもう少ししたら「今期完走したアニメ達」シリーズの記事を書く頃合いだ。
ところが、9月の上旬頃に突如魔が差して、録画サーバーを解体して別用途に組み直してしまった。そろそろサブスクリプションサービスでほぼ全てのテレビアニメを網羅できるようになってきたし、もう良いだろうと思ってのことだった。ところが…。
結果どうなったか
例によって自分の中で面白いと思っている順に並べてみる。ちなみに冴えカノ♭は再放送なので番外ということで…。当然劇場版は観に行くよ!!(宣伝失礼)
録画していた作品名 | 主な配信サービス | 現状 |
---|---|---|
彼方のアストラ | Prime Video | そのうち一気観するつもり |
キャロル&チューズデイ | Netflix | そのうち一気観するつもり |
ダンベル何キロ持てる? | Prime Video | 最新話まで視聴済み |
ヴィンランド・サガ | Prime Video | 最新話まで視聴済み |
ソウナンですか? | TVer | 最新話まで視聴済み |
COP CRAFT | Prime Video | 気が向いたら観るつもり |
Dr.STONE | Prime Video | 放置 |
かつて神だった獣たちへ | FODプレミアム | これだけのために契約は無い |
冴えない彼女の育てかた♭(再) | Prime Video | 最終話まで視聴済み |
…惨憺たる結果になった。普段だったら豊作だと喜んでいるはずなのに、毎週追っている作品が再放送を含めても4本。僕の中では異常事態である。
象徴的な所を見ていくと、まずは「かつ神」だろう、配信がFOD独占だ…。残念ながらこの作品だけのために契約する気にはなれなかった。つまり、当然ではあるのだけれども、配信になると視聴ハードルは少し上がる。元々契約しているPrime VideoやNetflix、或いは無料のTVerであれば問題ないけれども、それ以外の配信サービスの場合はその作品だけのために配信サービスに契約しても構わないくらいのモチベーションが湧かないと視聴には至らない。今の時代、Prime VideoとNetflix以外で独占提供はなかなか勇気が要るような気がするのだが…。
次に、「彼方のアストラ」と「キャロル&チューズデイ」はどうしたものか。この辺りは、じっくり観たいと思う作品は逆に後回しになっている感がある。録画サーバーを使っていた時は新しく録れた作品が次々に上がってきていたので、そういった作品も都度消化していたのだけれども、配信サービスだと問答無用で作品毎に並ぶので、「この作品は追い掛けよう」「この作品は後でじっくり観よう」と振り分けるようになったのだと思っている。サービスのUIによる変化だ。
あとは、「COP CRAFT」や「Dr.STONE」は録画時代であれば正に勢いで観ていた群だと思う。これらも上述の通り、作品別に並んだ瞬間「まぁ気が向いたら観れば良いか」となり、それでも熱量の高い作品はそのうち観るのだけれども、そこまでではない作品は埋もれていくのかなという気がしている。
今後どうなるか
とはいえ、まだサブスクに振り切って1ヶ月も経っていないので、本格的に変化を感じられるのは10月からの放送だと思っている。「ちはやふる3」はHulu独占だろうけれども好きな作品なので久々に再契約するかもしれないとか、放置された作品は後からでも観るか否かとか、不確定要素は多い。いずれにせよ録画サーバーを組み直す気はもう無いし、以前使っていたnasneも生産完了で風前の灯火だ。サブスク一本で行くのは時代の趨勢だと思って暫くは右往左往してみようと思う。
あぁ、あとはジョーカーとして久々に本腰を入れてやらないといけないゲーム(下記AA)が発売されたのだった。一応一部の移植作以外はリメイク含め全てプレイしているので義務なのである。こりゃ10月期は相当な波乱含みだ…。
リクルートカードプラスが更新される件
2019年12月が有効期限のリクルートカードプラスを持っているのだけれども、幸いなことにJCBから「カードの有効期限と新カード送付のご案内」が届いた。10月以降新カードが順次発送されるとのことだ。
何の話?
まずお断りを。ここはクレジットカードのアフィリエイトブログではないので安心してほしい。
リクルートカードプラスとは、2013年に登場し、現在では考えられない常時2%還元という超高還元率カードとして一世を風靡したクレジットカードである。ただ、その余りの高還元率が災いしたのか2016年春には早くも新規募集が終了し、幻の高還元率カードとなってしまった。
なぜ書くのか?
さて、募集期間の短さからリクルートカードプラスの利用者は少ない。一方で巷のアフィリエイトブログなどは、高還元率のお荷物カードだから更新は無いかもしれないとか、ノーマルのリクルートカードへ誘導されて消えていくかもしれないとか、適当なことを書いて不安を煽っている。お小遣い目的だけの低品質アフィブログは滅んでいただいて結構ですよ。
そんなこんなで、実際にカードの利用者とみられる人達が掲示板等で質問しても、なかなかまともな回答が得られないという状況をあちこちで見掛けていたわけである。なので、端から見ればしょうもないことかもしれないが、同じ利用者へ向けた朗報ということでここに書き綴っておくことにした。
今後どうなる
注意しておきたいのは、クレジットカードの更新有無についてはカードの発行会社次第ということだ。なので、他の利用者のカードも同様に更新されるとか、今後も安泰とか、そういうことを保証するものではないことは予め断らせていただきたい。
ただ、ひとまずは直近で更新される事例があったということで、一筋の光明ではあると思う。願わくはもう暫くの間リクルートカードプラスが使い続けられることを祈りたい。
キャッシュレス界隈については昨今色々と賑わっていることもあって、書きたいことは山のようにあるのだけれども、ひとまずここには事実だけ記しておく。
以上、現場からでした。
令和最初のお伊勢参りと紀伊半島一周
夏といえば青春18きっぷ。18きっぷといえば長距離乗車の旅。というわけで、まだ令和になって神宮参拝していなかったこともあり、参拝ついでに紀伊半島を鉄道で一周する一人旅に出た。
今回の行程
今回の行程は8月29日(木)から9月1日(日)の3泊4日で移動距離は1471km。地図の通り、名古屋を中心に8の字を描くコースだ。この内一部区間のみ三セク経由でズルをしたけれども(後述)、ほぼJRの普通列車に乗車し、青春18きっぷを最大限に活用している。
リベンジ!中央西線
中央東線は2ヶ月前にも通ったので軽く流していく。問題は中央西線で、前回はまさかのトンネル火災で代行バスになったので、今回は何としてでも木曽山中を鉄路で駆け抜けたかった。
トンネル火災の雪辱を果たしたぞ…! pic.twitter.com/18P8IMyCtz
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
今回は平常通りの運行!中央東線の211系ロングシートでくたびれたお尻にとっては、中央西線の313系1300番台はありがたい。平日で空いていたこともあり、木曽川の見える進行方向右側に座って雄大な自然を満喫できた。ただ、寝覚の床が塩尻側からだと後ろを向かないと見えないことを完全に失念していて、チラッとしか見えなかったのは少し残念。
「何も無い」がある明知鉄道
恵那からは少し寄り道して明知鉄道に初乗車。来年から大河で騒々しくなりそうなので、今のうちに乗っておこうという算段だ。明知鉄道は車両こそ三セクお馴染みのNDCだけれども、路線の方は急勾配や急カーブ、そして美しい田園風景が有名だ。しかも鉄路以外に人工物が無い所が多く、こんな風景があちこちで見られる。
明知鉄道最高すぎる。 pic.twitter.com/vG8nkA8cyu
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
なお、終点の明智は文字通り明智光秀ゆかりの地…という体で激推ししているけれども、当時の明知城主は信長の野望クラスターにはお馴染みの遠山氏。肝心な明智氏はその頃可児へ移っているので、光秀自身は足を踏み入れたかどうかも怪しいという残念感。それでも折角なので「光秀プリン」なるものを、これまた町おこし感満載な施設である大正村浪漫亭の喫茶スペースで頂戴した。
光秀プリン、ネタで頼んだら凄いのが出てきたでござる。 pic.twitter.com/KutUzKxWOk
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
でかいよ。屏風だよ。食べ方の極意とか書いてあるけど意識高いラーメン屋かよ。
なお、お味の方は豆乳仕立てでとてもあっさり。美味しゅうございました。
駅弁なのにガチの味噌カツ
チートして快速みえで伊勢へ向かう。通勤ラッシュで寿司詰めやわ…(訳:通路に人が立ってる)。なお、列車は2両編成😇 pic.twitter.com/No13CRKipm
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
明智に寄り道したので、名古屋からは18きっぱー的には禁じ手である快速みえに乗って伊勢へ向かう。なぜ禁じ手かというと、快速みえは途中の河原田-津間が三セクの伊勢鉄道経由で運行されているからだ。途中の鈴鹿は我が故郷でもあり、なぜこんな路線を特定地方交通線に…という恨み節は置いておいて、ここを迂回して亀山を経由すると翌日に響くので、510円を払ってチートした。
さて、夕食は折角なので名古屋駅で駅弁を購入。四日市を過ぎるまでは通勤客が多いし、鈴鹿前後で必ず伊勢鉄道の車内改札が行われるので、それが終わってからの御開帳だ。
伊勢鉄道の恒例車内改札が終わったので夕食を食らう。 pic.twitter.com/GX4GKvLKrO
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
これ、駅弁なのでそんなまともな味噌カツは期待していなかったけれども、やたらと味噌が美味い。よく見たら包装に思いっきり「カクキュー八丁味噌使用」と書いてあって、納得するしかなかった。カクキューといえば我が家でも味噌汁に愛用している八丁味噌の大定番だ。まさか駅弁であの味を堪能できるとは。
ちなみに、昨今は列車内での飲食について色々言われるようになってきているので断っておくと、快速みえは普通列車ではあるものの、全列車に指定席があって、座席は転換クロスシート、小さいながらもテーブルも付いている。おまけにカーテンは特急のようなプリーツ式という伊勢志摩観光仕様の豪華列車である。
…2両編成だけどね!!(4両の時も一応ある)
令和最初の神宮参拝は恵みの雨
伊勢に泊まって2日目は6時に起床しての神宮参拝だ。 しかし、外に出てみると大粒の雨。折り畳み傘では厳しいので宿近くのファミマで70cmの傘を購入。
外宮に着く頃にはしとしと降りくらいに収まっていたものの、空は暗く霞掛かっていた。…が、これはこれで雰囲気があって非常に良かった。今まで神宮参拝で雨に降られたことは一度も無かったので、これは神様が「雨の中参拝するのもええもんやで」と教えてくださったような気がする。
乙どころか雨の神宮参拝は最高という知見を得た。度会国見神社・大津神社の参道を撮ってみたけど神秘的すぎる。そして木々の香りが一段濃い。木の葉に滴る雨の音もまた良し。五感で楽しむ雨の神宮。 pic.twitter.com/Dt15XNZs29
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
雨の滴る美しい内宮。参拝。 pic.twitter.com/y1HUAxFCA8
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
神宮参拝後のお楽しみ
復活しとったんかワレ!!!! pic.twitter.com/jAaqgqS3kj
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
神宮参拝後はおはらい町からおかげ横丁へ抜けて赤福本店へ行くのがいつもの道のり。だが今回は、一時は大人の事情で存在が抹消されかけていた碧志摩メグ(CV小松未可子)を発見!表現の自由は辛うじて死守されたようでほっこりした。
赤福本店では、夏場は赤福氷、冬場は赤福善哉を頂くのが通例。この縮尺の狂ったかき氷が空きっ腹を満たしてくれる感覚、神宮参拝を終えたなぁ〜という気がしてくる。
赤福氷を食べ終わるまでがおかげ参りですよ。 pic.twitter.com/npJPJt9FpM
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
が、今回は前日の食事量が少なかったせいか、どうにも腹の鳴き声が止まらない。というわけで横丁を歩いていると、「焼き伊勢うどん」なる怪しすぎる食べ物?を発見。僕は善良な三重県出身者として伊勢うどんのことはうどんと認めていないので、ただの伊勢うどんに興味は無いのだけれども、さすがにちょっと気になって食べてしまった。
…まぁ、醤油は香ばしくて美味しかったよ…。麺のことは訊かないでほしい。
その後、口の中の醤油感を中和するために再び赤福本店へ足を運び、今度は普通の赤福を頂く。あれ?本店で普通の赤福食べたのってもしかして初めて…???
旅の間は自重しない。
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
おかわりタイム!!!! pic.twitter.com/gT15ZBpzOg
霧と晴れ間の紀勢東線
神宮参拝の後は一気に紀伊半島を南下。途中雨が降ったり止んだりしていたおかげで、山間を走る紀勢東線からは良い感じに霞掛かった景色を拝むことができた。また、紀勢東線は列車交換等での駅での長時間停車が多く、駅舎やホームをじっくり眺められるのも良い。ただし、間違って列車に置いて行かれると次は2時間後とかなので要注意である…。
三野瀬駅。この雰囲気は雨降りならでは。なお当駅の時刻表😇 pic.twitter.com/niphvgW6la
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
なお今回は三瀬谷駅、三野瀬駅、尾鷲駅あたりで良い感じのご褒美長時間停車タイムを満喫できた。中でも尾鷲駅に至っては22分。駅を出てお土産を買って戻っても余裕だった。以前のダイヤだと紀伊長島駅に40分くらい停まる列車もあったけれども、どうなったのかな…。
ちなみに、尾鷲あたりからは晴れ間も見えてきて、霧と海との競演が良い感じだった。熊野灘の海と山が入り組んだ景色は、日本の原風景だと思う。
霧と晴れ間の両取りで良い感じになってる。 pic.twitter.com/MdiG09dOPo
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
駅前B級スポットだらけの新宮
始発の多気からロングシートのキハ25形1000番台に揺られること4時間、漸く終点の新宮に到着する。実は熊野市から先は未乗区間なので、この辺りからは乗り潰し目的も入ってくる。新宮からはすぐの連絡で勝浦方面へ行けたのだけれども、まだ日没まで時間があるので少し散策することに。すると、駅から徒歩2分で異国情緒のある空間に。
この場所は徐福公園といって、秦の始皇帝の時代に日本へやってきた徐福という方士を記念する公園らしい。ただ、如何せん秦の時代とか昔すぎて伝承もあやふやだし、こぢんまりとした公園の中に入ってみても、開いているのかどうかも怪しい売店がぽつんとあるだけで中は閑古鳥だし、とても香ばしい雰囲気だった。
新宮城跡にでも寄ろうかと足を運んでみたら隣の天理教会だったでござる。特大のトラップ…😇 pic.twitter.com/v3Zbc1gocd
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
気を取り直して新宮城跡にでも登ってみるかと足を運んでみると、パチモンの復元天守みたいなのが見えてきたので、地図の方角的にも合っているからと近付いてみると、そこはなんと天理教の教会の建物。よりにもよって城跡の隣に建てるかよ…。
途中下車の散策でまさかディープスポットが連発するとは思わなかったので、個人的には面白かったけれども普通の旅の方は要注意だ…。本物の新宮城は石垣だけである。
1週間くらい滞在したい勝浦漁港
105系が魔改造されてえらいお姿になってはるわ。 pic.twitter.com/sgST0kulAO
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
JR西日本お得意の魔改造によってメカメカしいお姿になった105系に揺られ、2日目の宿である勝浦へ向かう。ちなみに和歌山近隣の出身者にとって、勝浦といえば那智の勝浦だ。むしろ房総半島に同じ名前の勝浦があることは東京に出るまで知らなかった。
閑話休題。
勝浦、めっちゃ良い(語彙力…)。
元々田舎の漁港は好きなのだけれども、勝浦は生きた漁港でありながら過度な観光地化がされていなくて丁度良い感じがする。三崎や房総は東京から近いからあんな感じだけれども、勝浦は大阪からも名古屋からも地の果てという感じで、それでも特急が双方から走ってくるから何とかバランスを保っているのかもしれない。
というわけで、ビジネスホテルの扱いなのにオーシャンビューな宿に泊まり、
今日のお宿は港の隣! pic.twitter.com/r8Cc3ZC7RX
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
ここは奇をてらわずに王道のマグロ尽くしな食を満喫し、
下戸なので夜でも定食のあるお店を選んだら凄いのが出てきたでござる。ごちそうさまでした。 pic.twitter.com/NgLrBI2E94
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
食後の1時間は海風に当たってまったりと過ごし、
誰も居なくて海と船の音だけきこえる。ずっとここで風に当たっていたい。 pic.twitter.com/tUi7FVWS8v
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
翌朝の漁師町は完全に昭和な空間。
昭和で時が止まった漁師町。1週間くらい滞在してもいいですか。 pic.twitter.com/AIkacyIVFW
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
今まで旅した中でも、町としてはトップクラスに良い場所だと思った。
まぁ、田舎ならではのおもてなしも受けたけれどもそれはご愛嬌で。
今夜は和室!
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
…と思ったら用意がよろしいようで😇 pic.twitter.com/KXo5t6rU9o
オーシャンビューのバーゲンセール
というわけで3日目。
紀伊田辺までは問答無用で105系N30のロングシート運用らしい。
ただし、車窓は見事を通り越して飽きるほどのオーシャンビュー。紀勢東線とは打って変わって穏やかな浜辺が多くなる。朝や夕方は海面に反射する日光で幻想的な雰囲気を味わえると思う。
ずっとこんな景色。贅沢すぎる。 pic.twitter.com/7jB7g2XXg7
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
紀勢西線の鉄事情
さて、紀勢西線は東線とは違って列車はバリエーション豊かだ。
105系に揺られた後は、紀伊田辺から御坊までの短い区間を113系N30改造車に乗車する。外装は見るも無惨だけれども、内装はN30なので座席周りは往時を偲ばせる貫禄がある。JR東日本や東海からは淘汰されてしまったけれども、もう暫く踏ん張ってほしい。
無残なお姿にされつつも内装は比較的原型を保った113系N30車。令和になっても113系に乗れるのはありがたい…。 pic.twitter.com/7gMjqdZwuB
— aikawame (@aikawame) August 31, 2019
そして紀勢西線といえば花形特急のオーシャンアロー。今でこそくろしおの中に組み込まれてしまったけれども、283系の人気は健在。500系といい、JR西日本には不遇なスター車両が多いよな…。
オーシャンアロー来た!!!!
— aikawame (@aikawame) August 31, 2019
皆、ただのくろしおには興味はありませんなのに、オーシャンアローは大きなお友達にも小さなお友達にも大人気。 pic.twitter.com/RmnaHmcVmu
そして御坊からは関空仕様の223系0番台。この辺りから車窓も街っぽくなってきて、日常に回帰した感が出てくる。
御坊で和歌山行に乗り換える。223系圏内に入ると帰ってきた感あるな。車内は関空仕様やけど。 pic.twitter.com/HMpSGYsWS6
— aikawame (@aikawame) August 31, 2019
シメの和歌山ラーメンのはずが
紀伊半島一周のシメは和歌山ラーメン。のつもりだったのだけれども、立ち寄った近鉄地下の清乃というお店、「こってり和歌山ラーメン」の名でどろり濃厚なラーメンを出してくれる。これはこれで美味しかったのだけれども、和歌山ラーメンかと言われるとうーん?な感じかもしれない。まぁ、王道の和歌山ラーメンはあちこちにお店があるのでまた機会があれば立ち寄ろうと思う。
こってり和歌山ラーメンを食す。こってりと言いつつ優しい部分があるのは天一に通じるものがある。 pic.twitter.com/RwDlNbCyfX
— aikawame (@aikawame) August 31, 2019
おわりに
この後は力尽きて大阪まで熟睡してしまい、疲れを予想した采配で慣れた彦根に宿泊、そして最終日は寄り道する体力も無くひたすら東海道線に揺られながら惰眠を貪ってしまった。
やはり3泊4日の鉄道旅は強行軍だったかと思いつつも、雨の神宮参拝も紀伊半島一周も、途中の立ち寄り含めて非常に楽しかった。そして期間中はずっと雨予報だったにもかかわらず、神宮参拝以外はほとんど雨に打たれなかったのはラッキーだった。
青春18きっぷでの旅は安宿と組み合わせると財布にも優しいので、これからも年に一度は満喫したいと思う。
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おまけ:Twitterのタイムライン
今日から夏休みを取って一人旅に出る。右半身の凝りも治すぞー。
— aikawame (@aikawame) August 28, 2019
2日目は朝から本降りやな。雨のお伊勢参りは初めて。これもまた風情やで。
— aikawame (@aikawame) August 29, 2019
3日目、宿を出て目に入った風景がいきなりコレ。贅沢。 pic.twitter.com/i7qZ82fAP6
— aikawame (@aikawame) August 30, 2019
最終日は疲れてるやろと思って慣れた彦根に泊まったら早起きしすぎてハートイン開いてない…😇 pic.twitter.com/46SRBL9f93
— aikawame (@aikawame) August 31, 2019
冴えない週末の過ごしかた
ここ暫く、週末はほぼ毎日近場を散策して体を動かしている。結果的に、色々と生活の質が改善してきたので記録しておこうと思う。
休日午後の眠気
ここ数年、休日の昼下がりにどうにも眠気に逆らえずに2時間くらい熟睡するという残念な事態が多く発生していた。それも、昼前までずっと寝ていようが全く関係無くだ。
休日の午後というのは基本的にプログラミングとかのクリエイティブな活動とアニメ鑑賞の時間として確保していたけれども、熟睡する前後は頭の回転が良くないのでどうしてもアニメ鑑賞の方を優先してしまい、クリエイティブな活動が滞る。そんな感じでモヤモヤしていた。
そんな中、どこだったか忘れたけれども、日光に当たらないと人間は1日中眠気に取り付かれた感じになるというような記事を読んで、「これはもしかしてまんま自分のことでは…」と思って昼食後あたりから外に出掛けるようにしたのが今月の始め頃。
その後は外に出掛ける日は就寝まで眠気に襲われることが無くなって、頭の回転もすこぶる快調だ。ただ、雨で外出を渋るとやっぱり眠気に襲われる。うん、外出重要。
運動と読書そしてご褒美の時間へ
僕は外出先でプログラミングするのは大の苦手だ。デュアルディスプレイとRealforceキーボードと良さげなオフィスチェアの無い開発環境など地獄だと思っている。まぁその代わり環境さえ整っていればきちんと成果は出すので…。
閑話休題。
そうすると休日の昼下がりは別の活動をすることになる。どうせ外出するなら自転車に乗って有酸素運動をしつつ、趣味の一環として街を散策しつつ社寺を巡って、あとは良い雰囲気の喫茶店でご褒美甘味を頂きつつ優雅に読書あたりが良いのではと思い、実際にそんな日々を過ごしている。
ちなみに今回立ち寄った喫茶店は早稲田の穴八幡宮近くにある「タビビトの木」というお店。タイ山中で栽培された無農薬豆を使った珈琲や、東南アジアの甘味を頂ける。
非常に落ち着いた店内で、珈琲片手に読書するには最高の空間だった。珈琲はフルーティーだし、バインフランというベトナム風プリンは卵の強い素朴な味わい。優雅な休日の午後である。まぁ、お洒落な喫茶店で読むのが京極夏彦というのはどうなんだというのはさておき…。
おわりに
休日の午後を贅沢にも外出しっぱなしというのはどうなんだと思ったけれども、結果的に帰宅した後の頭の回転が良くなったので、夕食後にプログラミングやブログの執筆をゴリゴリできるようになって、トータルとしてはクリエイティブな活動もできて運動の時間も確保できたので一石二鳥という感じがする。
自分には今の所鬱とかの傾向は無いので休日は引き籠もっていても平気だろうと思っていたけれども、全く別の所で生活に影響していたのは意外な発見だった。これを習慣化して、休日を若い頃のように有意義な時間にしたいと思う。
ちなみに、劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」は10/26(土)公開である。要注目!
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乗るだけでアプリと連携できる体組成計を買った
お腹の脂肪とか体重が気になる今日この頃。
最近は週末に体重計に乗って週毎の体重を記録していたのだけれども、手でやるのは面倒だし、体重だけ推移を記録しても体脂肪率とかの重要な指標が無いと片手落ち感半端ない。というわけで、最近増えつつあるスマートフォンアプリ対応の体組成計を買ってみた。
Wi-FiかBluetoothか
一口にスマートフォンアプリ対応といっても実は大きな違いがあって、それが通信方式だ。圧倒的に多いのがBluetoothで、体組成計からアプリに直接結果を転送してくれる。自分の身体情報をクラウドサービスにアップロードするのは気が引けるという人には良さそうだ。一方で、通信方式の都合上どうしても計測時にアプリを横で起動しておく必要がある。
一方、2019年8月現在では著名なメーカーではエレコムとWithingsのみ採用しているのが、Wi-Fi方式だ。こちらは通常時はスマートフォンとではなく、Wi-Fiルーターと接続されることになる。測定されたデータは各メーカーのクラウドサービスにアップロードされて、アプリ側はこれと同期する形を取る。つまり、計測時にスマートフォンは必要無く、乗るだけで良い。
計測時にスマートフォンを用意する手間が気にならないのであれば、Bluetooth方式が良いとは思う。クラウドサービスへの登録も不要だし、情報がアプリ本体にあるからデータ表示も速い。ただ、僕は毎晩入浴後に体組成計に乗るのに、毎度スマートフォンを用意するというルーチンワークにはとても耐えられない自信があったので、迷わずWi-Fi方式を選んだ。
日本かフランスか
Wi-Fi方式にした瞬間、選択肢はほぼエレコムか仏Withingsの製品に絞られる。特徴としては、エレコムは50g単位で体重が量れること(Withingsは200g単位)、Withingsは搭載機能によって複数モデルが用意されていることだろうか。
正直、この辺は好みで選べば良いやと思ったので、僕は昔からネットワーク製品でお世話になっているエレコムを選ぶことにした。Withingsも一時的にとはいえノキアに買収されるくらいのメーカーなので、信頼できる会社なのだろうとは思う。
ハードは良し・アプリは…
Amazonのレビューで大体把握はしていたけれども、エレコムの方は体重計の精度の件もそうだけれども、しっかりしたハードウェアの作り込みがされていると思う。液晶の表示はド近眼の僕にも優しいくらいクッキリしているし、それでいて本体は小型軽量。あとUSB給電もできるというのには少し驚いてしまった。洗面所にUSBケーブルを這わせるのはちょっと残念なのでエネループを入れてあるけれども。
そんな良い感じのハードウェアの一方で、アプリの作り込みは正直まだ甘いと言わざるを得ない。UIから察するにCordovaで開発されてそうな感じで、それは別に構わないのだけれども、何と言うかイマイチスマートフォンアプリの流儀に沿っていないのが残念。あとウェブレンダリングにしてもモッサリ感が否めない。ついでに言えば、ゲームアプリでもないのに強制全画面表示なのはどうなの…。
そうした根本的な残念さは置いておいても、計測データの日付修正ができなかったりとか、手動入力が体重と体脂肪率だけしかできなかったりとか、どうにも粗が目立つ。とはいえ、ユーザーフィードバックに応じた改修は比較的前向きのようなので、今後の改善には期待できそうだ。その辺がクラウドサービスの強みではあると思う。
おわりに
毎日体組成計に乗ると、運動した日と引き籠もっていた日で全然結果が違ったりとか新しい発見があって面白い。Wi-Fi方式であれば入浴後に乗るだけで良いので習慣化も容易だ。これからアラフォーを迎えてメタボとの闘いになるのは避けられないので、データを蓄積して極力今の体を維持、改善していきたい。
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ジェンダー配慮の先、ケーブルのオスメスはどうなる
やや旧聞ながらこんな記事を見掛けた。
そういえばRuby界隈でもFactoryGirlがFactoryBotに変わるという出来事があったなと思い、ではもっと身近なアレはどうなる?ということが無性に気になったのだった。
ケーブルのオスとメス
僕はこの世代としては珍しく、物心ついた頃にはとっくに家にPCがあったので、電子機器のケーブルの「オス」「メス」という呼び方は当たり前に身に付いていた。それはもはやUSBのタイプA/B/Cのような、単なる区別するための用語としてだ。だから、「オス」「メス」の由来が生殖器だと知った中学生時分には途轍もない衝撃を受けたものだ。なにそれえろい。
しかしこれ、現代のジェンダー論に基づけば微妙な表現ではないかと思っている。勿論、生物学的な性別に対応しているという前提に立てばこの表現は動かしようが無いのだろうけれども、その前提ってきちんと共有されているのか?という所は結構怪しいというか、そもそもそんな前提が必要な表現だったら誤解を生みようが無い表現に変えた方が望ましいという流れは十分に考えられる。だとすれば、今後ケーブルの「オス」と「メス」という表現も「凸」と「凹」みたいに変わっていくのだろうか。
「父兄」が「保護者」に、「看護婦」が「看護師」になどという流れと単純に比較できるものではないけれども、あの辺の言葉が見事に死語になったことを考えれば、そう遠くない未来には変わっているのかもしれないな、と時の流れを思うのだった。
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投票所からのアニメイト募金協力からの日常回帰へ
掲題の通り。
参院選なので投票に行き、帰りに新宿のアニメイトで京都アニメーションの募金に協力して帰ってきた。
事件について思う所は山のようにあるけれども、そんなことは誰だってそうに決まっているので、具体的に支援に繋がることを中心に書いておく。
あえて書く
普段、天変地異や凄惨な事件があった時に言及することは控えるようにしている。別に言及するのが良い悪いとかではなく、僕自身が自分の浅薄な考えや思いしか無い状態での言及を躊躇わせるからだった。
ただ、今回に関しては僕も当事者に近しい所に居る。僕が本格的にアニメを観る切っ掛けになった作品は京アニ版AIRだし、人生で初めてBDを買ったのもAIRのBD-BOXだ。シネマシティで響け!ユーフォニアムの極上音響上映を観てきたのもつい先日の話。もっと言うなら、仕事でも自分が直接というわけではないが、アニメ業界とは懇意にさせてもらっている。当事者との距離が近しいほど、思い入れやそれに伴う行動が大きくなるのは自然なことだと思う。
こういう時期に言及してうっかりはてブとかに取り上げられると叩かれるかも、みたいなことも一瞬脳裏を過ったけれども、より多くの人の目に触れて支援の輪が広まるのであれば本望だし、何よりそんな小さなことを気にしているような場合でもない。
アニメイトは凄かった
支援の仕方は色々あると思う。京アニショップで買い物するも良し、その他の店で京アニ関連商品を買い支えするも良し、信頼できる所の募金に協力するも良し。先方に届くスピード感に違いはあるだろうけれども、支援先がばらけている限り順次届くはずなので、最終的に届けられるのであればどういう形でも良いと思う。
僕はひとまずまだ持っていなかったリズと青い鳥のBDを購入しつつ、新宿のアニメイトで募金に協力してきたけれども、ここ数日でかどうかは知らないが京アニ関連商品の品薄具合が半端ない。そして募金箱は札だらけ。京アニがいかに愛されているかの神髄を見た気がする。そして支援するハコを用意してくれたアニメイトはさすがだと思った。感謝である。
そして日常へ
ここ数日は悶々としていたけれども、ここからは日常へ戻ろうと思う。募金協力はその区切りとしても丁度良い行動だったと思っている。日常へ回帰するのは、事件を風化させるためではなく、事件を乗り越えるためだと思っている。
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シネマシティの極上音響上映はどこまで凄いのか・誓いのフィナーレ編
シネマシティの音に衝撃を受けてから半年。
響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~の極上音響上映が始まった。これほどシネマシティの極上音響上映を味わうのに御誂え向きの作品も無いだろうと、いそいそと予約を試みるも、2週間限定上映のためか、「遅れユーフォ」にも関わらず大人気。それでも良い席を確保できたのは僥倖だった。というわけで、前回と同じシネマ・ツーのa studioでの極上音響上映に足を運んだ。多摩モノレール経由で。
ちなみに、音に関する部分はかなり主観が混じるので、あくまで一意見ということを先に断っておきたい。人によって感じ方はそれぞれだと思うので、それらを否定するつもりは全く無い。
通常上映との違い
結局の所、今回一番気になったのはここだ。前回、a studioの音響については既に味わっているけれども、それがベテラン音響家による調整と制作スタッフ直接監修でどこまで変わるのか。
結論から言えば、正直な所大きな違いは感じられなかった。いや、映画館の音としては確かに素晴らしい。新宿のバルト9やピカデリー、TOHOシネマズのような普通の映画館とは全く比べものにならないような解像度の音が耳に飛び込んでくるのは間違いない。そして、吹奏楽を映画館のハコで鳴らす上での綿密な調整が行われているであろうことは肌で感じられる。
ただ、それでも「いかにもアンプを通した感のある音」であって、通常上映でも感じたこの大きな不満だけは解消されなかったのが残念な所だ。具体的には、合奏の音量がピークになる所は音が歪んで大味に聴こえる。あとシネマシティの音に慣れたせいか、人の声がやっぱり少し不自然に聴こえる。全体的にはかなり良いんだけどなぁ…。
シネマシティの上映区分に思うこと
シネマシティの上映区分は現在、次のようになっている。
- 通常上映
- 爆音上映
- 極上音響上映
- 極上爆音上映
この区分を見るに、極上音響と極上爆音は分けられているのだから、極上音響は純粋に良い音を楽しめるよう、多少迫力を犠牲にしてでも音量を下げて音の歪みを抑えてはどうかと思う。
そんなことをしたら吹奏楽の魅力でもある繊細なタンギングが〜みたいな心配については、劇場で聴いた限り大げさすぎるくらいだったので、多少音量が下がっても問題無いと思う。環境音も若干大きいように感じられたし。
とにかく、高音質かつ迫力を求めるならば極上爆音、ひたすら高音質を求めるのであればもう少し小音量の極上音響という棲み分けをしてくれると、Hi-Fiオーディオで映画やアニメを観るようなガチ勢も取り込めるのではないかと思うのだが、いかがだろうかシネマシティさん。
おわりに
とはいえ、僕がオーディオ好きの中でも生々しい音を求める異端者だという自覚はある。普段アニメ鑑賞に使っているスピーカーがコレなので、迫力はともかく音の生々しさで超えてくる環境を作るのは、まぁまぁ難しいとは思う。
それでも、前回も触れたようにシネマシティの音響機材のポテンシャルは半端ないのだから、適度な音量であればHi-Fiオーディオのような透明感と立体感を得られると思う。シネマシティさんにおかれては、その音へのこだわりが凄いことはよくよく理解しているつもりなので、今後も更なる高みへ挑戦し続けてくれることを切に願いたい。
あ、映画の感想忘れてた…。えーと、北宇治高校っぽさ全開ですわー(褒め言葉)。
多摩モノレール経由で立川へ
立川のシネマシティへ(再び)映画を観に行くのに、立川といえば南武線多摩モノレールということで、多摩センターへ出てから全線走破してみた。
副産物としての小田急全線走破
立川へ向かうぞ() pic.twitter.com/DT4jnHhdhW
— aikawame (@aikawame) July 13, 2019
小田急については小田原線と江ノ島線は全線走破していたのだけれども、多摩線だけは全くの未乗区間だった。だって終点唐木田って…多摩ニュータウンですよ?人しか住んでませんよ?みたいな印象しか無かったので、行ってどうするの感が半端なかったのだ(失礼)。
小田急多摩線乗りつぶした。漸く小田急全線走破。 pic.twitter.com/9oRU9dHFW9
— aikawame (@aikawame) July 13, 2019
というわけで、何の感慨も無く小田急全線走破。でも良く考えてみると、大手私鉄の全線走破はこれが人生初だったりする。うーん、どうせならもう少し場末感が欲しかったなぁ。
多摩ニュータウンを歩く
上映まではかなり時間があったので、唐木田駅から多摩モノレールの発駅である多摩センター駅までは歩くことにした。
多摩ニュータウンの中でも唐木田地区は平成に入ってから入居が始まった所なので、街がとにかく新しい。そしてこんな街にまであるコメダ珈琲店。誰も居ないちょっと広めの公園もあったりと、都心の人口密度を思えば天国のような場所ではある。空気も良いし。
ここが多摩ニュータウンかぁ~。 pic.twitter.com/d2mqVJl7Te
— aikawame (@aikawame) July 13, 2019
と、暫く歩けば多摩センター。多摩モノレールの先にある丘陵にはいかにもニュータウンという感じの集合住宅群。そして…、鄙びたラブホテルの看板に、…神田川?一瞬都心へワープしたのかと思ってしまうくらいの貫禄があってすごい。ニュータウンも時が経てば…ということか。
多摩モノレール
多摩モノレールは運転席の後ろに進行方向へ向いた4席が並んでいて、小さなお友達にも大きなお友達にも大人気だ。ただ、当日は生憎の空模様もあってか席に座ろうとする人が居なかったので、ありがたく座らせてもらった。
山の中を走りつつ、目的地のはずの劇場を越えてわ終点の上北台まで来た。多摩モノレールも全線走破。 pic.twitter.com/3YmNjyLFMs
— aikawame (@aikawame) July 13, 2019
このモノレールの魅力については、写真よりも実際に乗ってみないとわからない部分が多いだろうなという感想だった。というのも、勾配がもの凄い。鉄道では絶対に不可能な山中の傾斜をスイスイとクリアしていく様は、普通鉄道では絶対に味わえない魅力だろう。あと、多摩センター側と立川側の風景の落差も面白い。
一つだけ気になったのは、車内が異様なほどに喧しいということだろうか…。わざわざ警告が掲示されているくらいなので常習的なのだろう。学生から家族連れまでとにかく喧しい。別に都営大江戸線みたいに走行音が酷いとかではないのだから、もう少し小さな声でも届くと思うのだけれども、広大な土地に住んでいると人の声というのは大きくなるのだろうか。
おまけ:立川グルメ
折角立川まで来たし帰りに意識高いラーメン屋へ寄ってきた。食券機が似付かわしくない玄関…。
— aikawame (@aikawame) July 13, 2019
お味はめっちゃ濃厚な醤油。ひたすら醤油。 pic.twitter.com/27GyVBRMOX
第二楽章
上撰の旅 多摩―モノレール沿線・八王子・高尾・所沢 新選組の故郷を訪ねて
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